-異種格闘技対談-Ring【round2】第11回/H ZETT M

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-異種格闘対談-Ring【round2】第11回

GUEST H ZETT M / 逹瑯(Vo) ムック

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H ZETT M「そのジーンズはおいくらくらいしたんですか?」
逹瑯「あ、これですか? そこ興味ありました(笑)?」

――告白する方ですか?

H ZETT M:しますよ。告白したこと、ありますね。

逹瑯:あるんですか? あんまり自分からはいかなさそうですけどね。

H ZETT M:いや、イクときは行くんで。

逹瑯:テキーラと一緒だ!

H ZETT M:はい(笑)。

逹瑯:そういう男らしさもあるんですね。鍵盤もずっとやり続けてるっていう、男らしさもね。本当にいままで一度も辞めたいって思ったことないです?

H ZETT M:はい。まぁでも、ピアノ蹴ったりしたことはありますけどね。

逹瑯:え? どうして?

H ZETT M:上手く弾けなくて。ちっちゃい頃ですけどね。でも、本当に辞めたいと思ったことはないですね。

逹瑯:H ZETT Mさんは子供ができたらピアノ習わせたいですか?

H ZETT M:いやぁ~。どうですかね? やらせてもモテないですから(笑)。

逹瑯:あははは。

H ZETT M:音楽をやらせるってのは、どうなんですかね?

逹瑯:まぁこのご時世、音楽でメシを食っていくのはねぇ(しみじみ)。

H ZETT M:そうですね。趣味程度に止めておくのがいいのかなと。

――って、何の話? 世間話になってますけど(笑)。

逹瑯:夢のない話をね(笑)。

――H ZETT Mさん、逹瑯くんに何か質問ありませんか?

H ZETT M:あの、そのジーンズはおいくらくらいしたんですか?

逹瑯:あ、これですか? そこ興味ありました(笑)? これ、5、6万くらいしました。

H ZETT M:すごい。高いですね。

逹瑯:なんか、ちょっと高かったですね(笑)。

――逹瑯くんて、3万円の傘とか平気で買うんですよ。傘ってよくなくすから、3万は出せませんよね?

H ZETT M:絶対なくしますよね。たしかに。そんな高い傘は怖くて持てないかも。

逹瑯:いや、俺だってあれはめちゃめちゃ悩んだよ。半年悩んで買ったからね。でも、高い傘持ってたら、絶対になくさないって。

H ZETT M:そうですね。高い傘だったらなくさないですもんね。

――H ZETT Mさん! どっちの意見に賛同してるんですか。

H ZETT M:いや、どっちも(笑)。

逹瑯:あははは。物をよく無くす方ですか?

H ZETT M:ええ。前にかぶってた帽子が、家に帰ったら無くなってました。

逹瑯:え? ジェットコースター乗ってきたってことじゃないんですよね?

H ZETT M:はい。普通に街を歩いてただけなんですけど、家に帰ってきたら、かぶってなかったんです……。

逹瑯:やっぱすごいわ。すごい空気持ってますよね、H ZETT Mさん(笑)。芸術家っぽいわ。

――H ZETT Mさんって、曲はどうやって作っていくんですか?

H ZETT M:思い浮かんだフレーズを譜面に書き留めておいて、それを、“後々使えるかもしれない箱”に溜めておくんですよ。

逹瑯:どうやってイメージ膨らませていくんですか? 例えば、漫画とか見たり、映画とか見たりして、そのテーマソングを考えるように作ったりするときってあるんですか?

H ZETT M:ありますね。例えば、すごく悪そうなヒップホップの人が出てきたとして、この人が普段聴いてそうな音楽はどんなだろう? とか、この人のテーマソングってどんなだろう? っていう作り方をしたり。

逹瑯:なるほど。それ面白そうですね。俺が曲を作るときって、メロディから作っていくんですけど、なんとなく歌詞の世界観も一緒に考えて作っていくんで、根本的な作り方が違うんでしょうね。この先、やってみたい事ってあります?

H ZETT M:なるべく変なことをやっていきたいですね。

逹瑯:やってみたい場所とかは?

H ZETT M:残響音のない場所でやってみたいですね。宇宙的な空間とかで。

逹瑯:すっげぇ難しいですね、それ(笑)。

H ZETT M:そういえば、前にムックさんと一緒にライヴしたってPE’Zのヒイズミマサユ機が言ってました。カッコ良かったって。

逹瑯:あ、ホントですか! ありがとうございます。あのイベントライヴ、すごい楽しかったんですよ。またやりたいなぁ。ヒイズミさんとはお知り合いですか?

H ZETT M:ええ、軽く友達的な。

逹瑯:あぁ、そうですか(笑)。よろしくお伝え下さいね。

H ZETT M:あ、はい。

逹瑯:H ZETT M さんって、何か野望はあるんですか?

H ZETT M:野望……ですか……。あんまないですけど……逹瑯さんはありますか?

逹瑯:いや、俺、昔っから野望ってないんですよ。強いて言うなら、武道館でライヴやってみたいっていうのが野望だったんですけど、それも叶っちゃったし、今は特にないんですよね。今は、40、50になってもムックがやれてたらいいなって思ってます。それくらいかな。

H ZETT M:僕もですね。ずっと音楽やれてたら、それでいいなって。

逹瑯:ですよね。またいつか同じステージでやれたらいいですね。今日はなかなか掴めなかったですけど、最後になって、なんとなくH ZETT Mさんをゲットできた気がします。

H ZETT M:ドキッ。

逹瑯:あはははは。また何処かで! 今日はありがとうございました。

H ZETT M:いえいえ、こちらこそ。

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【機材協力】

スピーカー「Evidence MM01A mhi(musical heart instruments)

・プレーヤー LUXMAN 「D-N100」
・アンプ LUXMAN 「SQ-N100」
・スピーカーケーブル SUPRA 「CLASSIC 6.0」
・RCAケーブル SAEC 「SL-2000」

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