話題のDOZ、初来日ライヴで3500人に「ありがとうごじゃいます!」
韓国出身の新人Hip Hopデュオ・DOZ(ディーオージー)が、突如、日本で巻き起こった“ありがとうごじゃいます”旋風に後押しされ初来日。10月29日、30日、31日の3夜連続で、横浜、渋谷、銀座のクラブにてライヴを行なった。
◆DOZ「ありがとうごじゃいます」画像、ミュージックビデオ、韓国でのライヴの模様
胸を締め付けるような切ないピアノの旋律、そして、離れてしまった恋人への想いを込め「ありがとうごじゃいます」と、ただただひたすらに呟くDOZの「ありがとうごじゃいます」。切ないんだか面白いんだかよくわからない感覚に襲われるこの楽曲を定期的に聴きたくなるという人も多いことだろう。その証拠に、YouTubeにアップされたミュージックビデオはすでに104万回再生を突破。BARKSが最初に彼らを取り上げてから再生回数は10万回近く増加している。
そんなふたりが、日本のクラブのステージに。“あの動画”でお馴染みのおかっぱヘアと、意外にも(!?)オシャレなB-Boyスタイルで登場すると、ダンスフロアからは歓声と笑い声が入り交じる。
「ありがとうごじゃいます」のライヴパフォーマンスでは、韓国でのライヴ同様に、途中の“すみません”の部分で、まさかのコール&レスポンス。最初はDOZの事を知らなかったようなクラバーやギャルたちも、この切なくも面白いふたり組の虜となり、ライヴ後半には一体となって“ありがとうごじゃいます”を合唱。会場は大盛り上がりとなっていた。
来日中の3日間で、のべ3500名を越える日本のオーディエンスを前に熱狂のライヴを行なったDOZ。来日中に開設されたTwitterの日本オフィシャルアカウント(@DOZ_Japan)では、日本滞在中の彼らの模様(メディア取材はもちろん、Webをチェックしに漫画喫茶へ行ったり、初のキャバクラ体験の様子まで)を写真や動画でこと細かにレポートしているのだが、写真や動画がどれも非常にサービス精神旺盛で、彼らのセンスすら垣間見える。
KBS全国歌自慢最優秀賞、MBCモノマネ大会優勝といった実力を持ちつつも、韓国ではレーベルの練習生として下積み生活を続けていたDOZは、ここ日本で“ありがとうごじゃいますドリーム”を掴めるのか。そんな本人たち、レーベルスタッフ、そしてTwitter周りで“もりもり”増殖しているファンの期待を乗せて、シングル「ありがとうごじゃいます」は12月8日リリースだ(着うた(R)は現在配信中)。
◆DOZ オフィシャルサイト