世界屈指のアニソン・ジャズカヴァー『プラチナ・ジャズ』最新作の全貌解禁。来日公演も決定

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スウェーデンの“美メロ”ハウス・プロデューサー、ラスマス・フェイバーがプロデュースする、海外発のアニメソング・ジャズカヴァー・プロジェクト『プラチナ・ジャズ』シリーズ第2弾、『プラチナ・ジャズ~アニメ・スタンダードVol.2~』のアートワーク、収録曲など詳細が判明した。

◆ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズVol1&Vol2 画像、話題を集めたライヴ映像

今作では元々ディープなアニメファンであるラスマス・フェイバーが、150曲以上の候補曲の中から、「日本独特の旋律の素晴らしさを最大限に引き出す」ことをテーマに、数ヶ月かけて楽曲をセレクト。『キテレツ大百科』の「はじめてのチュウ」やJUDY AND MARYの「そばかす」(『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』オープニングテーマ)、『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』主題歌「愛・おぼえていますか」などのヒット曲から、故・岡崎律子の「For フルーツバスケット」(『フルーツバスケット』)や、菅野よう子が手掛けた坂本真綾の名曲「約束はいらない」(『天空のエスカフローネ』)、『機動戦士ガンダムSEED』の劇中歌「暁の車」など、キャッチーさに重きを置くような他のアニソンカヴァーアルバムとは明らかに一線を画す、非常に濃厚な選曲となっている。

また、レコーディングは、現地スウェーデンのトップ・ミュージシャン総勢10名を引き連れ、ヨーロッパの名門ジャズスタジオであるアトランティス・スタジオで敢行。リハーサルの模様はYouTubeにアップされており、“プロの本気”をヒシヒシと感じる事ができる。中途半端な気持ちや興味半分でこの映像を観ると「才能と実力、そして行動力を持ったディープなアニメ好きを本気にさせてはいけない。ヤバいくらいにオシャレすぎる。」そんな教訓を得ることになる。もちろん、前作を知っているファンなら、この映像だけで『Vol.2』が楽しみで仕方がなくなるはずだ。

アルバムのアートワークは、前作に続き吉田健一氏が担当。吉田氏といえば、ジブリ在籍時代に『おもひでぽろぽろ』『紅の豚』『もののけ姫』などに参加し、フリー転身後は『交響詩篇エウレカセブン』『OVERMANキングゲイナー』と話題の作品のキャラクターデザインを担当した、海外でも人気のアニメーターだ。本作でもアルバムの世界観を見事に表現している。

アニメとジャズ、日本と北欧の文化の融合から生まれた、世界最高峰のアニソン・ジャズカヴァー・アルバム『プラチナ・ジャズ』。最新作『Vol.2』は、11月17日の日本先行発売を皮切りに、前作同様、世界各国でのリリースが予定されている。

そして最後にもうひとつ。かねてより来日が期待されていた『プラチナ・ジャズ』のビルボードライブ(東京・大阪)公演が2011年1月に決定した。ビルボードで全曲アニソンのライヴが行なわれるのは、もちろん史上初となる。

ライヴは、ラスマス・フェイバー、ピアニストのマーティン・パーソンをはじめ、代表曲「Ever After」「Are You Ready」のヴォーカルを担当した歌姫・エミリー・マクイーワンを含む、総勢10人以上のビッグバンド・スタイルで行なわれる。これはプラチナチケットとなることは必至。チケットの発売は11月からだ。

◆『プラチナ・ジャズ~アニメ・スタンダードVol.2~』収録曲、リハーサル映像
◆プラチナ・ジャズ オフィシャルサイト
◆iTunes Store 『プラチナ・ジャズ ~アニメ・スタンダード Vol.1~』(前作 / ※iTunesが開きます)
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