ASKAのセルフカヴァーアルバム第2弾、収録曲が『黄昏流星群』特別編として漫画化も
ASKAのセルフカヴァーアルバム第2弾『君の知らない君の歌』のリリースおよび詳細が明らかになった。
◆ASKAのアーティスト画像
今回は、完全なASKA発案、ASKA選曲によるコンセプトアルバムで、テーマはアルバムタイトル通りの“君の知らない君の歌”。<あるひとりの女性をイメージし、ASKAの書いたラブソングだけで構成された、12章からなる連作恋愛小説集>だそうだ。また、弘兼憲史 氏の『黄昏流星群』の特別編として、アルバム収録曲をイメージソングにしたオリジナルストーリーで漫画化されることも合わせて発表された。
このアルバム、はっきり言って期待度はものすごく高い。そう思ってしまえるエピソードを紹介しよう。サウンド面の話からだ。
『君の知らない君の歌』でASKAが目指したのは、ナチュラルでやさしいサウンド。アナログの音の感覚を、今のリスニング環境の中で自然に感じてもらえるようなサウンドに仕上げている。ASKAは、レコーディング中に「カセットテープのサウンドは何故あたたかいのか?」という問いを繰り返したのだそうだ。
カセットテープと聞くだけで、ある楽曲タイトルが浮かぶというファンもいることだろう。ASKAの30年のアーティスト活動の中で、ひとつのカセットテープから物語の幕が開ける作品。そう、2001年にリリースされた、CHAGE and ASKA 44枚目のシングル「C-46」だ。昔のカセットテープに録音された昔の恋人の声を聴きながら、遠い未来を誓いつつも終わってしまった恋を回顧する。そんな楽曲。
CHAGE and ASKAの作品としてはもちろん、ピアノの旋律を主体としたインストにアレンジされ、本人たちのクレジット等が伏せられた状態で、某映画の挿入歌「From Silence」としても起用された、とても優しい旋律の楽曲の「C-46」。この曲は、今回のアルバムのラストを飾る。そして、この「C-46」に向けて、ふたりの出逢いから、ゆっくりと好きになっていく状態、さらに幸せな日々、そして別れ、離れたあとの葛藤など、物語が展開していく。恋愛の初めから終り、終わった後の物語が、ASKAの描いた男目線の作品で綴られていき、そして最後に、その遠い昔に手放してしまった恋の一部始終を懐かしさと少しの切なさを込めて振り返る。そんな、長きにわたって作品を発表し、活動してきたASKAだからこそ実現できた、1枚の中に明確なストーリー性を持ったコンセプトアルバムに仕上がっている。もちろん、この物語を展開していく上での大切な要素としても、サウンド面でのこだわり、つまり音のやさしさや温かさが必要だったのだ。
以上の事を念頭においた上で、収録曲を見てほしい。これだけですでに情景が浮かんできそうである。
M1. めぐり逢い
M2. 好きになる
M3. パラシュートの部屋で
M4. B.G.M
M5. MIDNIGHT 2 CALL
M6. 明け方の君
M7. くぐりぬけて見れば
M8. Far Away
M9. 201号
M10. 君の好きだった歌
M11. no doubt
M12. C-46
◆ASKAのアーティスト画像
今回は、完全なASKA発案、ASKA選曲によるコンセプトアルバムで、テーマはアルバムタイトル通りの“君の知らない君の歌”。<あるひとりの女性をイメージし、ASKAの書いたラブソングだけで構成された、12章からなる連作恋愛小説集>だそうだ。また、弘兼憲史 氏の『黄昏流星群』の特別編として、アルバム収録曲をイメージソングにしたオリジナルストーリーで漫画化されることも合わせて発表された。
このアルバム、はっきり言って期待度はものすごく高い。そう思ってしまえるエピソードを紹介しよう。サウンド面の話からだ。
『君の知らない君の歌』でASKAが目指したのは、ナチュラルでやさしいサウンド。アナログの音の感覚を、今のリスニング環境の中で自然に感じてもらえるようなサウンドに仕上げている。ASKAは、レコーディング中に「カセットテープのサウンドは何故あたたかいのか?」という問いを繰り返したのだそうだ。
カセットテープと聞くだけで、ある楽曲タイトルが浮かぶというファンもいることだろう。ASKAの30年のアーティスト活動の中で、ひとつのカセットテープから物語の幕が開ける作品。そう、2001年にリリースされた、CHAGE and ASKA 44枚目のシングル「C-46」だ。昔のカセットテープに録音された昔の恋人の声を聴きながら、遠い未来を誓いつつも終わってしまった恋を回顧する。そんな楽曲。
CHAGE and ASKAの作品としてはもちろん、ピアノの旋律を主体としたインストにアレンジされ、本人たちのクレジット等が伏せられた状態で、某映画の挿入歌「From Silence」としても起用された、とても優しい旋律の楽曲の「C-46」。この曲は、今回のアルバムのラストを飾る。そして、この「C-46」に向けて、ふたりの出逢いから、ゆっくりと好きになっていく状態、さらに幸せな日々、そして別れ、離れたあとの葛藤など、物語が展開していく。恋愛の初めから終り、終わった後の物語が、ASKAの描いた男目線の作品で綴られていき、そして最後に、その遠い昔に手放してしまった恋の一部始終を懐かしさと少しの切なさを込めて振り返る。そんな、長きにわたって作品を発表し、活動してきたASKAだからこそ実現できた、1枚の中に明確なストーリー性を持ったコンセプトアルバムに仕上がっている。もちろん、この物語を展開していく上での大切な要素としても、サウンド面でのこだわり、つまり音のやさしさや温かさが必要だったのだ。
以上の事を念頭においた上で、収録曲を見てほしい。これだけですでに情景が浮かんできそうである。
M1. めぐり逢い
M2. 好きになる
M3. パラシュートの部屋で
M4. B.G.M
M5. MIDNIGHT 2 CALL
M6. 明け方の君
M7. くぐりぬけて見れば
M8. Far Away
M9. 201号
M10. 君の好きだった歌
M11. no doubt
M12. C-46
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