スーザン・ボイル、ローマ法王の前でパフォーマンス

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写真:AP/アフロ

スーザン・ボイルが、ローマ法王ベネディクト16世の前で800人の大聖歌隊を従えて全3曲を披露した。

◆スーザン・ボイル画像

写真:ロイター/アフロ
2010年9月16日(木)にスコットランド、グラスゴーのベラヒューストン・パークで約7万人が参列して行なわれたローマ教皇ベネディクト16世の野外ミサは、午後5時15分頃(日本時間17日午前1時15分頃)に始まり、スーザン・ボイルはミサの前に讃美歌「偉大なるかな神(輝く日を仰ぐとき)」と代表曲「夢やぶれて」を歌い上げ、ミサの最後の讃美歌に続いて、ローマ法王ベネディクトにお別れの歌として「メイク・ミー・ア・チャンネル・オブ・ユア・ピース」を贈った。

その前日スーザンは、「ローマ法王の前で歌うことは長年の願いであり、この幸せは言葉では表せません。9月16日は、私にとって一生の思い出として記憶に残るものになるでしょう。長年の夢がついに実現するのですから」と語った。また、キース・オブライエン枢機卿からパフォーマンスについて打診されていたことを明かし、「このミサに立ち会う私の家族や友人にとっても特別な一日になると思います。精一杯ベストを尽くし、皆さんに誇りに思ってもらえるように頑張りたいと思います」とコメント。

亡くなった母親について、「母はもちろんその場に立ち会うことはできませんが、彼女は1982年のベラヒューストン・パークのミサには参列していましたし、当日、彼女の魂は私たちと共にあるでしょう」と思いを寄せた。

「今回の法王の訪問は、スコットランドのカトリック教徒にとってとても大きな意味を持ちます。私にとって信仰は心の支えであり、私は毎日お祈りを捧げ、信仰は生活の一部になっています。今回、大役を仰せつかり光栄に思っています。そしてベストを尽くすことをお約束します」。

「スーザンが法王のために歌を披露してくれることをとても嬉しく思います。彼女にこのような機会が与えられたことは本当に素晴らしいと思います。そして私は彼女のことを誇りに思っています」──スコットランド・カトリック司教協議会会長、キース・オブライエン枢機卿

また、スーザン・ボイルは11月10日にニュー・アルバム『ザ・ギフト~夢の贈りもの』をリリースすることを合わせて発表した。デビュー・アルバムに続き世界中の名曲カバーやウィンター・シーズン曲、クリスマス・ソングなどを収録したウィンター・アルバムになるという。スーザンのデュエット相手を募集するコンテスト「スーザンの恩返し」で優勝したアンバー・スタッシとのデュエットももちろん収録される予定だ。

『ザ・ギフト~夢の贈りもの』
2010年11月10日
SICP-2850 \2,800(税込)

◆スーザン・ボイル・オフィシャルサイト
◆スーザン・ボイル・オフィシャルサイト(海外)
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