象牙調木製鍵盤採用、リアルなタッチ感とピアノ音を追求したデジタルピアノ「CA13」

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河合楽器製作所は、象牙調木製鍵盤を搭載し、グレードアップしたピアノ音を内蔵したデジタルピアノ「CA13」を10月8日より発売する。

「Concert Artistシリーズ」は、カワイ独自の木製鍵盤を搭載し、アコースティックピアノのタッチや音にこだわった、同社のデジタルピアノの上位シリーズ。レッスン初心者から、演奏家まで幅広い要求に応える高度な演奏表現力で好評を得ている。新たにラインナップに加わったのが、デジタルピアノとしてのさらなる表現力を追求した「CA13」。「CA13」は、「Concert Artist」シリーズの中で最もお求めやすい価格になっている。

「CA13」は、新たに象牙調木製鍵盤「RM3グランド」を搭載。木製鍵盤ならではの弾き応えのあるタッチだけでなく、音質面ではフルコンサートピアノの音色を高音質で再現した「プログレッシブ・ハーモニック・イメージング、88鍵ステレオサンプリングピアノ音源」を採用。また、レッスン機能を新たに搭載し、レコーダー機能を強化。本体仕上げには、プレミアムブラックサテン調、プレミアムチェリー調の2種類が用意される。

鍵盤として採用された「RM3」は、グランドタッチ感とコントロール性を格段に向上させた象牙調木製鍵盤。白鍵には、優れた吸水性を持つ象牙調素材を使用しており、色、質感、触感ともに天然象牙に近づいた弾き心地を実現。アクション部も改良し、ハンマーとハンマーウェイトを新設計することで、連打性能が従来モデルに比べ40%アップし、演奏性が格段に向上している。また黒鍵は、支点までの距離を長くすることで、より自然なタッチ感を実現している。

サウンドにも注目だ。ピアノ音色には、フルコンサートピアノ「EX」の88鍵すべてを一鍵ずつステレオサンプリング。さらに、繊細なピアニッシモから迫力あるフォルテッシモまで再現するため、複数のタッチの強さで音を収録した音源方式「プログレッシブ・ハーモニック・イメージング、88鍵ステレオサンプリングピアノ音源」を採用することで、一層自然で細やかな音色の変化を表現する。また、高音用のスピーカーと、低音用のスピーカーを各2基搭載することで、グランドピアノの自然な音の出方を再現している。

レッスン機能があらたに搭載されたのもうれしいところだ。ピアノレッスンの入門練習曲として最もポピュラーなバイエル(126曲)とブルクミュラー(25曲)全曲を新たに内蔵。お手本として聴くだけでなく、左手/右手パートを個別に聴きながら片手ずつ練習することが可能だ。また、テンポを変更して演奏することもできるなどレッスンには最適な仕様となっている。また、演奏を録音するレコーダー機能では、3曲(15,000音)まで録音できるよう強化が図られている。

デザイン面では、インテリア性を追求したコンパクトな設計を採用したのがポイント。また、上位モデルと同様にピアノライクでスタイリッシュな棚受柱を備えることで、上質なデザインに仕上げている。カラーは、近年人気が高まっている黒色艶消し仕上げの外観に、シルバーのペダルを組み合わせた、プレミアムブラックサテン調と、光沢のある明るい茶色の木目が特徴のプレミアムチェリー調の2種類から選択可能だ。

◆カワイデジタルピアノ CA13
価格:207,900円
発売日:2010年10月8日

◆CA13 製品詳細ページ
◆河合楽器製作所
◆BARKS 楽器チャンネル
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