ロックンロールの交流、サンタナ、浅井健一とコラボ
カルロス・サンタナが、5年振りのニュー・アルバム『ギター・ヘヴン~グレイテスト・ロック・クラシックス~』を9月22日に発売する。これが凄い。
◆カルロス・サンタナ画像
「胸いっぱいの愛を/レッド・ツェッペリン」「サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ/クリーム」「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィ―プス/ザ・ビートルズ」…といったロック史に輝く名曲を、チェスター・ベニントン(リンキン・パーク)、ロブ・トーマス(マッチボックス・トゥエンティ)、クリス・コーネル(サウンドガーデン/オーディオスレイヴ)他、世界的な人気シンガーを多数集結させてサンタナ流に仕上げた初のカヴァー・アルバムなのだ。
その中で、愛する日本のファンに向けた特別な1曲を日本盤に収録していることが判明。その40年を超えるキャリアで、日本人アーティストをヴォーカルに起用するのはこれが初というビッグ・ニュース、それが「ラ・グランジ feat.浅井健一」だ。
「ラ・グランジ」は『アルマゲドン』のサントラにも収録されていた、ZZトップの作品。1973年に発表したブキー調ロックンロールで、サンタナと浅井健一の相性も抜群の仕上がりになっているという。浅井健一にとっても、海外アーティトとのコラボレーションはこれが初となる。
ロック名曲のカヴァーであること、そしてシンガーには世界トップ・クラスのヴォーカリストを曲ごとに起用するという今回の作品コンセプトに対し、「そんな素晴らしい企画であれば、是非日本も積極的に参加させてほしい」と日本のレコード会社が持ちかけたところ、親日家としても知られるサンタナは快く承諾。そこからサンタナと日本のレコード会社との間で、数カ月にも渡る厳選なコラボ相手探しが始まったという。
そして、その結果白羽の矢が立ったのが浅井健一だったというわけだ。浅井健一自身も長いキャリアの中で様々なバンド活動を行なってきたとはいえ、これまで一度も海外アーティストとのコラボレーションを行なっておらず、しかもメイン・ヴォーカルでの参加は、日本人アーティストとも過去一度も行なわれていない。そんな予想外とも言えるサンタナ・サイドからのオファーだったが、浅井健一も直感的にこのコラボレーションに対する興味が湧いたという。
実は、今回のサンタナ初の日本人アーティストとのコラボレーションに対して、サンタナ・サイドから1つの条件が提示されていたという。それは、どんなアーティストであろうとも、レコーディングを行ない実際のテイクを聴いて、それから収録に相応しいかどうかを最終判断するということ。5年振りの新作に対して慎重かつ厳格な姿勢は崩さないわけだが、そういった条件に対しても浅井は柔軟に対応し、デモ録音を気負うことなく日本で普段どおりに行ない、サンタナに送ったという。
ちょうど全米ツアー真っ只中の多忙時期であったが、わずか数日後にサンタナ本人から「OK!浅井健一で決まりだ」と即決の返事が届き、このコラボが誕生したというわけだ。浅井のロックンロールの血が国境を越えてサンタナに伝わった瞬間である。後日、浅井は正式なヴォーカル録音を行ない、正式音源が収録となった。
「本物だね。とても気に入っているよ。彼は人にスピリットを伝える力を持っていて、歌の力で人を信じさせるものを持っている。今回参加してくれて、とても感謝しているよ。」──カルロス・サンタナ
「外国の人の演奏で初めて歌ったけど、嬉しかったな、なぜか。話がきて曲を聴いたときは「無理かも」と思ったが、チャレンジしてよかった。今はすごく気に入ってる。サンタナさん、ありがとう。」──浅井健一
『ギター・ヘヴン~グレイテスト・ロック・クラシックス~』
2010年9月22日発売
SICP-2842 2,520円(税込)
1.ホール・ロッタ・ラヴ feat.クリス・コーネル
2.キャント・ユー・ヒア・ミー・ノッキング feat.スコット・ウェイランド
3.サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ feat.ロブ・トーマス
4.ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス feat.インディア.アリー & ヨーヨー・マ
5.フォトグラフ feat.クリス・ドードリー
6.バック・イン・ブラック feat.ナズ
7.ライダーズ・オン・ザ・ストーム feat.チェスター・ベニントン & レイ・マンザレク
8.スモーク・オン・ザ・ウォーター feat.ジャコビー・シャディックス
9.ダンス・ザ・ナイト・アウェイ feat.パット・モナハン
10.バング・ア・ゴング feat.キャビン・ロスデイル
11.リトル・ウィング feat.ジョー・コッカー
12.アイ・エイント・スーパースティシャス feat.ジョニー・ラング
13.フォーチュネイト・サン feat.スコット・スタップ
14.ラ・グランジ feat.浅井健一
※ボーナス・トラック2曲収録
※サンタナ史上初の日本人アーティストとのコラボレーション「ラ・グランジ feat. 浅井健一」収録
◆サンタナ・オフィシャルサイト
◆浅井健一オフィシャルサイト
◆カルロス・サンタナ画像
「胸いっぱいの愛を/レッド・ツェッペリン」「サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ/クリーム」「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィ―プス/ザ・ビートルズ」…といったロック史に輝く名曲を、チェスター・ベニントン(リンキン・パーク)、ロブ・トーマス(マッチボックス・トゥエンティ)、クリス・コーネル(サウンドガーデン/オーディオスレイヴ)他、世界的な人気シンガーを多数集結させてサンタナ流に仕上げた初のカヴァー・アルバムなのだ。
その中で、愛する日本のファンに向けた特別な1曲を日本盤に収録していることが判明。その40年を超えるキャリアで、日本人アーティストをヴォーカルに起用するのはこれが初というビッグ・ニュース、それが「ラ・グランジ feat.浅井健一」だ。
「ラ・グランジ」は『アルマゲドン』のサントラにも収録されていた、ZZトップの作品。1973年に発表したブキー調ロックンロールで、サンタナと浅井健一の相性も抜群の仕上がりになっているという。浅井健一にとっても、海外アーティトとのコラボレーションはこれが初となる。
ロック名曲のカヴァーであること、そしてシンガーには世界トップ・クラスのヴォーカリストを曲ごとに起用するという今回の作品コンセプトに対し、「そんな素晴らしい企画であれば、是非日本も積極的に参加させてほしい」と日本のレコード会社が持ちかけたところ、親日家としても知られるサンタナは快く承諾。そこからサンタナと日本のレコード会社との間で、数カ月にも渡る厳選なコラボ相手探しが始まったという。
そして、その結果白羽の矢が立ったのが浅井健一だったというわけだ。浅井健一自身も長いキャリアの中で様々なバンド活動を行なってきたとはいえ、これまで一度も海外アーティストとのコラボレーションを行なっておらず、しかもメイン・ヴォーカルでの参加は、日本人アーティストとも過去一度も行なわれていない。そんな予想外とも言えるサンタナ・サイドからのオファーだったが、浅井健一も直感的にこのコラボレーションに対する興味が湧いたという。
実は、今回のサンタナ初の日本人アーティストとのコラボレーションに対して、サンタナ・サイドから1つの条件が提示されていたという。それは、どんなアーティストであろうとも、レコーディングを行ない実際のテイクを聴いて、それから収録に相応しいかどうかを最終判断するということ。5年振りの新作に対して慎重かつ厳格な姿勢は崩さないわけだが、そういった条件に対しても浅井は柔軟に対応し、デモ録音を気負うことなく日本で普段どおりに行ない、サンタナに送ったという。
ちょうど全米ツアー真っ只中の多忙時期であったが、わずか数日後にサンタナ本人から「OK!浅井健一で決まりだ」と即決の返事が届き、このコラボが誕生したというわけだ。浅井のロックンロールの血が国境を越えてサンタナに伝わった瞬間である。後日、浅井は正式なヴォーカル録音を行ない、正式音源が収録となった。
「本物だね。とても気に入っているよ。彼は人にスピリットを伝える力を持っていて、歌の力で人を信じさせるものを持っている。今回参加してくれて、とても感謝しているよ。」──カルロス・サンタナ
「外国の人の演奏で初めて歌ったけど、嬉しかったな、なぜか。話がきて曲を聴いたときは「無理かも」と思ったが、チャレンジしてよかった。今はすごく気に入ってる。サンタナさん、ありがとう。」──浅井健一
『ギター・ヘヴン~グレイテスト・ロック・クラシックス~』
2010年9月22日発売
SICP-2842 2,520円(税込)
1.ホール・ロッタ・ラヴ feat.クリス・コーネル
2.キャント・ユー・ヒア・ミー・ノッキング feat.スコット・ウェイランド
3.サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ feat.ロブ・トーマス
4.ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス feat.インディア.アリー & ヨーヨー・マ
5.フォトグラフ feat.クリス・ドードリー
6.バック・イン・ブラック feat.ナズ
7.ライダーズ・オン・ザ・ストーム feat.チェスター・ベニントン & レイ・マンザレク
8.スモーク・オン・ザ・ウォーター feat.ジャコビー・シャディックス
9.ダンス・ザ・ナイト・アウェイ feat.パット・モナハン
10.バング・ア・ゴング feat.キャビン・ロスデイル
11.リトル・ウィング feat.ジョー・コッカー
12.アイ・エイント・スーパースティシャス feat.ジョニー・ラング
13.フォーチュネイト・サン feat.スコット・スタップ
14.ラ・グランジ feat.浅井健一
※ボーナス・トラック2曲収録
※サンタナ史上初の日本人アーティストとのコラボレーション「ラ・グランジ feat. 浅井健一」収録
◆サンタナ・オフィシャルサイト
◆浅井健一オフィシャルサイト
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