出演者全員で公式テーマソングも披露、<a-nation '10>東京公演ファイナル・レポート
■ 浜崎あゆみ
スタート前の転換時から「ayuコール」が響く中、そのステージは始まった。いきなりの暗転。そしてビジョンには“Aマーク”。「ayu」の声は大きくなり、そしてステージから這い出してくるダンサー。もうここから<a-nation>はひとりのアーティストが描いた世界となる。
大きな爆発ののち、ステージ上に設置された棺桶のセットから出てきたのは、美しきヴァンパイアならぬ浜崎あゆみだ。「Microphone」では、風とバックのライトを受けてその長い髪を金色にたなびかせる。オーディエンスはステージ上に現れたその大きな吸引力を前にして、ただ、息を飲んでステージを見守る。
いつものバンドメンバーを従えての「A Song for XX」。ブラックのワンピース風の衣装でマイクスタンド片手に髪を振り乱して熱唱する浜崎と、その想いを表現するかのように赤く染まるステージ。さらに「BLUE BIRD」をモチーフとしたインストをはさみ、黄色のドレスに身を包んで「Greatful days」から「glitter」、そして「BLUE BIRD」のメドレーに。浜崎あゆみは、「この夏最高の思い出を作りましょう!」と会場に呼びかけると、笑顔で集まった5万人にステージ上から手を振る。常々「みんなの顔はちゃんと見てる」と公言している彼女だが、この瞬間も、浜崎あゆみのステージを夏の最後の思い出にしようと手を振るオーディエンスひとりひとりの幸せな笑顔が見えていたことだろう。
「どうもありがとう。えー、みなさんまだまだ元気ですか? 今日はいろんなアーティストの方のステージを楽しんできたと思いますけど、今年の夏がちゃんと締めくくれるように最後まで歌っていきます。」
桜色のドレスに衣装チェンジして「blossom」。そして9月22日にリリースされる49枚目のシングル曲「crossroad」を東京公演のみで初披露。小室哲哉作曲のこの曲、オーディエンスはその一言一言、フレーズひとつひとつに聴き入っていた。
昨今の<a-nation>における浜崎あゆみのステージの風物詩ともいえるのが、アリーナの外周を回るフロート。2010年も「Boys & Girls」と「evolution」から「SURREAL」のメドレーで、浴衣姿の浜崎あゆみを乗せてフロートはゆっくりと走行開始。浜崎の「ソイヤ! ソイヤ!」の掛け声も飛び出し、オーディエンス、さらには関係者、報道陣までも大盛り上がりの夏祭りとなった。
なお、このライヴで浜崎あゆみは全6パターンの衣装を着用。パフォーマンスだけでなく、そのスタイルでもファンを楽しませた。
■ a-nation's party
これまでの<a-nation>は、浜崎あゆみのライヴが終わると、恒例の打ち上げ花火が上がって終了。ところが、2010年の東京公演は、まだまだ終わることはなかった。浜崎あゆみのライヴ終了後に、今度は小室哲哉がTRFを引き連れステージに登場したのだ。
「こんばんは小室哲哉です。<a-nation>のステージにまた立つことができて光栄です。ありがとう。来年で<a-nation>は10周年を迎えるということで、これもファンの想いとアーティストの想いが培ってきたもの。そんなすべてのアーティストの感謝の気持ちを込めて新曲を作りました。今日出演したアーティスト全員が歌ってくれるということで、すごい幸せです。なので、会場を出る時は、みんな口ずさんでくれると嬉しいです。」
小室哲哉からのコメントに続いて、TRFのYU-KIが東京公演最終日に出演したアーティストを呼び込む。JUNSU / JEJUNG / YUCHUNはグッズのTシャツ姿、そして浜崎あゆみは再び浴衣だ。
そして全員で、2010年の<a-nation>公式ソング「THX A LOT」がスタート。この曲は、<a-nation>をより楽しんでほしい、というエイベックスの松浦勝人 社長の発案から小室哲哉が楽曲制作を開始。作詞は小室みつ子が担当、松浦社長と小室哲哉による共同プロデュースの作品だ。
ステージ上では、そんな8月上旬に完成したばかりの楽曲を、YU-KIから浜崎あゆみへ、そして全アーティストが、ファンへの“THX A LOT”を込めて歌いつないでいく。同楽曲がステージで披露されたのは、東京公演のみ。それだけに、この2日間は、各アーティストのファンにとっては、最後まで見逃せないステージとなっていた。
そして、楽曲も終盤にさしかかり、味の素スタジアムの空には大輪の花火が上がる。<a-nation '10>最終公演終了。出演アーティストがステージ上で一堂に会するという夢のような光景とともに、2010年は、夏の終わりを告げようとしていた。
◆a-nationオフィシャルサイト
スタート前の転換時から「ayuコール」が響く中、そのステージは始まった。いきなりの暗転。そしてビジョンには“Aマーク”。「ayu」の声は大きくなり、そしてステージから這い出してくるダンサー。もうここから<a-nation>はひとりのアーティストが描いた世界となる。
大きな爆発ののち、ステージ上に設置された棺桶のセットから出てきたのは、美しきヴァンパイアならぬ浜崎あゆみだ。「Microphone」では、風とバックのライトを受けてその長い髪を金色にたなびかせる。オーディエンスはステージ上に現れたその大きな吸引力を前にして、ただ、息を飲んでステージを見守る。
いつものバンドメンバーを従えての「A Song for XX」。ブラックのワンピース風の衣装でマイクスタンド片手に髪を振り乱して熱唱する浜崎と、その想いを表現するかのように赤く染まるステージ。さらに「BLUE BIRD」をモチーフとしたインストをはさみ、黄色のドレスに身を包んで「Greatful days」から「glitter」、そして「BLUE BIRD」のメドレーに。浜崎あゆみは、「この夏最高の思い出を作りましょう!」と会場に呼びかけると、笑顔で集まった5万人にステージ上から手を振る。常々「みんなの顔はちゃんと見てる」と公言している彼女だが、この瞬間も、浜崎あゆみのステージを夏の最後の思い出にしようと手を振るオーディエンスひとりひとりの幸せな笑顔が見えていたことだろう。
「どうもありがとう。えー、みなさんまだまだ元気ですか? 今日はいろんなアーティストの方のステージを楽しんできたと思いますけど、今年の夏がちゃんと締めくくれるように最後まで歌っていきます。」
桜色のドレスに衣装チェンジして「blossom」。そして9月22日にリリースされる49枚目のシングル曲「crossroad」を東京公演のみで初披露。小室哲哉作曲のこの曲、オーディエンスはその一言一言、フレーズひとつひとつに聴き入っていた。
昨今の<a-nation>における浜崎あゆみのステージの風物詩ともいえるのが、アリーナの外周を回るフロート。2010年も「Boys & Girls」と「evolution」から「SURREAL」のメドレーで、浴衣姿の浜崎あゆみを乗せてフロートはゆっくりと走行開始。浜崎の「ソイヤ! ソイヤ!」の掛け声も飛び出し、オーディエンス、さらには関係者、報道陣までも大盛り上がりの夏祭りとなった。
なお、このライヴで浜崎あゆみは全6パターンの衣装を着用。パフォーマンスだけでなく、そのスタイルでもファンを楽しませた。
■ a-nation's party
これまでの<a-nation>は、浜崎あゆみのライヴが終わると、恒例の打ち上げ花火が上がって終了。ところが、2010年の東京公演は、まだまだ終わることはなかった。浜崎あゆみのライヴ終了後に、今度は小室哲哉がTRFを引き連れステージに登場したのだ。
「こんばんは小室哲哉です。<a-nation>のステージにまた立つことができて光栄です。ありがとう。来年で<a-nation>は10周年を迎えるということで、これもファンの想いとアーティストの想いが培ってきたもの。そんなすべてのアーティストの感謝の気持ちを込めて新曲を作りました。今日出演したアーティスト全員が歌ってくれるということで、すごい幸せです。なので、会場を出る時は、みんな口ずさんでくれると嬉しいです。」
小室哲哉からのコメントに続いて、TRFのYU-KIが東京公演最終日に出演したアーティストを呼び込む。JUNSU / JEJUNG / YUCHUNはグッズのTシャツ姿、そして浜崎あゆみは再び浴衣だ。
そして全員で、2010年の<a-nation>公式ソング「THX A LOT」がスタート。この曲は、<a-nation>をより楽しんでほしい、というエイベックスの松浦勝人 社長の発案から小室哲哉が楽曲制作を開始。作詞は小室みつ子が担当、松浦社長と小室哲哉による共同プロデュースの作品だ。
ステージ上では、そんな8月上旬に完成したばかりの楽曲を、YU-KIから浜崎あゆみへ、そして全アーティストが、ファンへの“THX A LOT”を込めて歌いつないでいく。同楽曲がステージで披露されたのは、東京公演のみ。それだけに、この2日間は、各アーティストのファンにとっては、最後まで見逃せないステージとなっていた。
そして、楽曲も終盤にさしかかり、味の素スタジアムの空には大輪の花火が上がる。<a-nation '10>最終公演終了。出演アーティストがステージ上で一堂に会するという夢のような光景とともに、2010年は、夏の終わりを告げようとしていた。
◆a-nationオフィシャルサイト
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