出演者全員で公式テーマソングも披露、<a-nation '10>東京公演ファイナル・レポート

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■ IKKO

<a-nation>初出演組が続く中、シークレットゲストとして登場したのが、イケメンダンサーを引き連れたIKKO。「どんだけぇー!」と、ステージに姿を現したIKKOは、きらびやかな衣装に高いヒールで「どうにも止まらない」を熱唱。イケメンダンサーとの濃厚な絡みでは、悲鳴のような歓声のような、なんだかよくわからない声が味の素スタジアムを包む。ひとついえることは、「もうすぐ50歳だからキツイー!」とMCで語ったこの48歳の登場に、誰もがスタンディングで楽しみ、大歓声を送った、ということだ。

■ Every Little Thing

「出逢った頃のように」「Time goes by」と、スタートしたEvery Little Thingのステージ。毎年<a-nation>に足を運んでいるオーディエンスにとって、<a-nation>の裏の楽しみのひとつともいえるのが、もっちーこと持田香織のテンションがいつ限界を超え、崩壊するか、だろう。この日のもっちーは、前半2曲を丁寧に熱唱。大ヒット曲を心を込めて歌いあげるもっちーに大きな拍手が沸く。そしてお決まり、いっくんにMCを振る。

「マジすかマジすか。こんばんはー! いーねー。しかし暑いですけどね、今年もこの会場でみなさんにお会いすることができまして、すごい嬉しく思います。ELTはあと2曲くらいお付き合いいただきますが、みなさんは<a-nation>最後の曲まで、夏の終りですし、楽しんじゃって欲しいと思ったりします。こう、うちわの色で人気がわかったりしますよね。ま、ウイダーっていうことで、よろしくお願いします。ウイダー! ウイダー!(ウイダーコール) …CMください(笑)」── 伊藤一朗

そして会場からのもっちーコール。さらに大きな声を要求するもっちー。それに応えるオーディエンス。「うえーーーい!!」「やばい!! 嬉しい」と、もっちーの崩壊が始まる兆候が。そのまま「Shapes Of Love」で「TOKYO!!」と叫んだもっちーは、クールにギターを鳴らすいっくんとは対照的にサビをオーディエンスとともに歌い、途中ホイッスルヴォイスを出しながら、どんどんテンションを上げていく。そして拳を掲げ、ステージを全力疾走、蹴りまで飛び出して「Dear My Friends」。最後はセンターステージに走りこみ、大きな投げキッス。2010年もELTは、やっぱりパワフルなステージで締めくくった。

■ May J.

再びシューティングアクトのコーナーで、May J.が登場する。May Jといえば、.の鉄板ナンバー「Garden」は、今回、いきなりサビをアカペラで歌うスペシャルバージョン。ヴォーカリストとしての力量を披露すると、オーディエンスは彼女の登場をうちわを振って迎える。ちなみに衣装は今年の秋冬の流行を先取りした赤一色のシフォンドレスで、レトロ女優をイメージ。そんな彼女のパフォーマンスとスタイルに、特に集まった若い娘たちは釘付けになっていた。
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