出演者全員で公式テーマソングも披露、<a-nation '10>東京公演ファイナル・レポート

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エイベックスの夏の大型野外フェス<a-nation'10 powered by ウイダーinゼリー>最終公演が、8月29日、東京調布にある「味の素スタジアム」にて開催され、5万4000人のオーディエンスを集めた。

◆<a-nation '10>東京公演 出演者全員の画像@2010.08.29 味の素スタジアム

■ 倖田來未

14時。全国4都市6公演で、観客動員26万人となった2010年の<a-nation>は、事前告知されていたとおり、倖田來未がトップバッター。倖田來未は、いきなりフロートに乗って登場。真夏の太陽のようなオレンジとイエローのドレスに褐色の肌で「東京のみなさんこんにちは、今日は最高の夏の思い出にしようね!」と会場を煽る。倖田來未のフロートの向かう先には多くのオーディエンスが押し寄せて、冒頭からボルテージは最高潮だ。

夏女・倖田來未は、「Lady Go!」からシングル曲のメドレー、「キューティーハニー」、セブンネットショッピングのCM曲「Lollipop」など6曲をダンサー陣とともにセクシーに披露。手に持ったミネラルウォーターを火照った肌に浴びせ、最後はキスとともに「With your smile」で会場を沸かせた。

■ GIRL NEXT DOOR

続いて登場したのは、GIRL NEXT DOOR。「こんにちは、GIRL NEXT DOORです。東京YEAH!!」と千紗はキュートにステージに。鮮やかなブルーとホワイトの星条旗をイメージしたドレスと、彼女のトレードマークともいえる笑顔。そして「Drive away」「Infinity」などアップテンポな3曲でステージをまとめ、「メッチャ楽しい!」と、ステージを走り回る。そんな千紗の姿に、初めてGIRL NEXT DOORのライヴを目にしたであろう会場のオーディエンスからは「可愛い」といった声が聞こえた。

■ ICONIQ

オープニング映像で「おおーッ」と歓声が上がったのがICONIQ。2009年末のデビューから2010年にかけて、大きな注目を集めたエイベックスの新人のひとりである彼女。<a-nation>は初出演となったが、少し髪が伸びた新ヴィジュアルに“Change”して、最新曲「TOKYO LADY」や「Change Myself」などを青い空を仰ぎながら歌い上げた。

■ 北乃きい

シューティングアクトとして登場したのは、女優としても活躍する北乃きい。彼女もまた2010年デビューにして、デビュー曲「サクラサク」が着うた(R)などでヒットした。

目の覚めるような黄色のジャケットで登場した北乃は、そのデビュー曲「サクラサク」と小室哲哉作詞 / 作曲作品「花束」を5万人以上のオーディエンスの前で披露した。

「はじめまして、北乃きいです! みなさん楽しんでますか。すごい。今歌ったのはデビューシングルの「サクラサク」という曲です。次に歌う曲は2ndシングルの「花束」です。もしよかったら、一緒に手拍子してください。」

歌手としての大舞台で少し緊張しているようにも見えた彼女。その気持ちはオーディエンスにも伝わったのか、「花束」歌唱時には会場が一体となった大きな手拍子が沸き起こった。
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