稀代のメロディ・メイカーTETSUYAが贈る極上のポップ・チューン「LOOKING FOR LIGHT」インタヴュー
TETSUYA
ソロ第2弾シングル 「LOOKING FOR LIGHT」 2010.8.18 OUT! 稀代のメロディ・メイカーが贈る極上のポップ・チューン
INTERVIEW
僕、歌のセレクトも自分でやってるんですけど。自分で聴いたとき、5つもあるとどれもいいからセレクトに迷うんですよ。どれも“マナカナ”なんで(笑)。
TETSUYA:いや、そんなに前から考えてたものではないです。なので、このツアーもそこまで考えて組んだものではないというか。そもそも、シングル1枚出してのツアーですからね。ただ、なんとなく“夏にツアーやりたいんだよね”という話をして。それをしたのが……今年の頭ぐらいだと思うんですけど。でも、その割には(ツアー日程は)いい曜日を押さえてもらってると思います。名古屋、仙台以外は土、日、祝日、夏休みという感じなんで。急に言うとね、ほんっとに平日しか出てこないんで(笑)。今回は急に言った割にはいい日程を組んでもらえたと思います。で、その夏にツアーやりたいなっていうのも、何か計算してとかじゃなくて、本当になんとなくで。
TETSUYA:それは考えてましたね。「Roulette」がまずタイアップが決まったので先に出して。その次の「LOOKING FOR LIGHT」は僕の意見で、タイアップが付く付かないは関係なく8月にリリースしようと。なんで8月なのかというと、「Roulette」が5月リリースだったからです。「Roulette」がもっと前ならこのシングルももっと前に出してただろうし。
TETSUYA:一番この曲が完成形に近かったし、夏っぽい曲だしってことですね。数あるシングル候補曲のなかでも、この曲は結構前からある曲なんですよ。最近書いた新曲をポンと出すよりも、ライヴではもうおなじみの曲になっているんで、先にこっちを出しちゃいたいなというところですかね。
TETSUYA:アレンジはもう4~5年前からいまのアレンジです。ベースのフレーズとかは多少変わりましたけど基本的なものは4~5年前からありました。
TETSUYA:もう大量に曲を書いてるんで、憶えてないですし。特にテーマというのは、そんなにはないです。曲を書いた順番が影響してるとは思いますけど。食事も、毎日同じよなものを食べてたら飽きるし、たまには違うもの食べたいなと思いますよね? それと一緒で、曲を書くときもそこはバランス良く、アップテンポの曲を書いたら次はちょっとバラード書こうとか。そういう感じで足りないなと思う曲を書いていくので。レコーディングってライヴと違ってやり直しが何度もできるじゃないですか。そこで、録っては聴いて、聴いて何かしら感じたことがあればそこを改善して再度聴いてって。しっくりくるまでそれを繰り返すのがレコーディングで。曲をよくするための作業をそこでは行なうだけですね。
TETSUYA:それは、ホント細かいところですよ。ベースラインに関しては、デモだと割とシンプルにルートを押さえてる感じだったんで、多少ベースラインは全体を通して構築していきましたけど。でも、それはベーシストとしてのこだわりの部分で、一般の人には分からない部分だと思います。
TETSUYA:いつもメインで使ってるZONです。
TETSUYA:そうですね、あとちょうど僕が買ったギターが、ギターを録る日に届いて。それを使ってみたらすごく音がよかったんで。あれ(CDに入っているもの)、テイク1ですよ! 試しにその新しいギター弾いて、そのテイクが採用されてますね。
TETSUYA:FENDERのカスタムショップのストラトキャスターです。
TETSUYA:はい。マーク ケンドリックです。
TETSUYA:ピンクですね。
TETSUYA:イントロとアウトロのテーマもこれで弾いてます。
TETSUYA:そんなに弾かないですよ。多くて5回ぐらいじゃないですか。いつもそのぐらいです。弾けば弾くほど悪くなるんで。若いテイクのほうがいいんです。
TETSUYA:同じですよ。歌も5本ぐらいじゃないですか。それ以上録り過ぎると、セレクトするのに迷うから。
TETSUYA:えっ、そうなんですか? それ以上録ってどうするのかが分からない。僕的には一応5テイクとって、本当は3~4テイクでOKなんですよ。僕、歌のセレクトも自分でやってるんですけど。自分で聴いたとき、5つもあるとどれもいいからセレクトに迷うんですよ。どれも“マナカナ”なんで(笑)。最近はずっとそうですね。録ってるときは室姫君とかエンジニアの比留間さんとかに“いまのOK?”って感じで確認しながら進めてって。全部とり終わったら聴くんですけど。まあ、5本録っておけばなんとかなりますよ。
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