ザ・ボサノヴァ・ホテル、日本公演をスタート

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7月16日(金)、ザ・ボサノヴァ・ホテルが東京丸の内のコットンクラブでライブを行なった。マイケル・センベロ(Vo、G)、ブルース・ガイチ(G)、ジェイニー・クルーワー(Vo)によるザ・ボサノヴァ・ホテルは、アメリカのアダルト・コンテンポラリーのシーンで活躍する3人が組んだバンドで、2009年に発売したアルバム『ムーン・アイランド』をひっさげての来日公演となった。

◆ザ・ボサノヴァ・ホテル画像

クリフ・リチャードのヒットなどで知られる「恋のゲーム」によるオープニングで、リラックス・ムードで幕を開けた。マイケル・センベロが1983年の映画『フラッシュダンス』に提供し、全米1位を獲得した大ヒット「マニアック」を早々に披露し盛んな拍手を浴びると、「ラヴィング・ユー」(ミニー・リパートンのカヴァー)や「レッツ・グルーヴ」(アース・ウィンド&ファイヤーのカヴァー)を挟み、ブルース・ガイチが作曲した「ラ・イスラ・ボニータ」(マドンナの大ヒット曲)でショウの盛り上がりは最高潮に達した。

「提供した曲がラ・イスラ・ボニータってタイトルになったと聞いた時には、それじゃ絶対ヒットしないと思った」とのエピソードもステージで披露された。ガイチによると、主演映画『上海サプライズ』(1986年公開)の撮影で中国に滞在していたマドンナに自作の曲を送り、マドンナが詞をつけ、「ラ・イスラ・ボニータ」というタイトルの曲になったとのことだ。

終演後は3人揃ってサインに応じ、多くの熱心なファンに囲まれた。日本公演はあと2日間、7月17日と18日に同コットンクラブで開催となる。

写真提供:コットンクラブ
撮影:米田泰久

<ボサノヴァ・ホテル・フィーチャリング・マイケル・センベロ、ジェイニー・クルーワー & ブルース・ガイチ>
@東京丸の内コットンクラブ 
2010年7月16日(金)~7月18日(日)
SHOWTIMES 7:00PM & 9:30PM。日曜日は5:O0PM & 8:00PM
[問]コットンクラブ 03-3215-1555
http://www.cottonclubjapan.co.jp

『ムーン・アイランド』
2009年05月27日発売
TOCP-70756 2,500円(税込)
1.恋のゲーム(トミー・エドワーズ、クリフ・リチャードなどによるヒット曲のカヴァー)
2.アフター・ザ・ラヴ・イズ・ゴーン(アース・ウィンド&ファイアーのカヴァー
3.マニアック(マイケル・センベロのセルフ・カヴァー)
4.ア・デイ・イン・ザ・ライフ・オブ・ア・フール
5.ティンテッド・ラヴ(ソフト・セルのカヴァー)
6.ラヴィン・ユー(ミニー・リパートンのカヴァー)
7.レッツ・グルーヴ(アース・ウィンド&ファイアーのカヴァー)
8.フィーリン・オールライト(デイヴ・メイソンのカヴァー)
9.ラ・イスラ・ボニータ(マドンナのカヴァー(ブルース・ガイチ作曲)
10.インサイド・マイ・ラヴ(ミニー・リパートンのカヴァー)
11.風のシルエット(ボビー・コールドウェルのカヴァー)
12.ザッツ・ザ・ウェイ・オブ・ザ・ワールド(アース・ウィンド&ファイアーのカヴァー)
ボーナス・トラック
13.スルー・ア・チャイルズ・アイズ
14.ラヴィン・ユー(ボサノヴァ・ヴァージョン)
◆ザ・ボサノヴァ・ホテル・オフィシャルサイト
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