ムーンライダーズ&和嶋慎治、<弾き語り四人衆~朧月夜編~大音源>の様子がCDに

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ムーンライダーズの武川雅寛、白井良明、鈴木博文に人間椅子の和嶋慎治が参加し、2010年3月に開催された<弾き語り四人衆~朧月夜編~大音源>の様子が、CDとなって発売となる。9月22日発売の予定だ。

◆弾き語り四人衆画像

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――まるでムーンライダーズのもうひとつの可能性を見せるかのような…。

『弾き語り四人衆~朧月夜編~ 大音源』は、2010年3月21日に開催された、ムーンライダーズの鈴木博文、白井良明、武川雅寛と、人間椅子の和嶋慎治によるアコースティック・ライヴの全曲を収録したライヴ盤だ。歌声とギターが胸にしみる鈴木博文、穏やかな表情をのぞかせる白井良明、すでに楽曲がトラディショナルのように響く武川雅寛、人間椅子の猟奇的なイメージから離れた和嶋慎治と、それぞれの個性を見せる。

そして、ブルース、カントリー、アイリッシュなどがブレンドされた演奏は、『四人衆』となったとき、まるでザ・バンドのような風格を感じさせるのだ。ソロやムーンライダーズの楽曲はもちろん、ザ・コアーズ、キング・クリムゾンなどのカヴァーも収録。ザ・バンドの「The Weight」の日本語カヴァー「重荷」は、この『四人衆』のコラボレーションでしか聴けない渋く深い世界だ。

音楽評論家:宗像明将

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作品は25曲入り2枚組のボリュームを誇る。鈴木博文、和嶋慎治、白井良明、武川雅寛のソロ曲がそれぞれ5曲ずつ、四人衆としての作品が5曲、合わせて25曲が、綺麗に順序良く収まっている。音楽と戯れ、音楽と正面から向かい、音楽と生涯を共にする、音楽家と音楽との等身大のバトルがたっぷりと堪能できることだろう。

『弾き語り四人衆~朧月夜編~ 大音源』
2010年9月22日発売
TROBORON-01,02 4,100円[税込]
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