強靭なヘヴィ・サウンドに変幻自在のアレンジ力を見せる、期待の新人ペリフェリー
強靭で混沌としたヘヴィ・サウンドながら、フットワークの軽いバネのようなサウンド展開を見せ、ちらりとキャッチーなメロを聴かせたと思いきやスクリームに突入する、独創性に満ちた新人バンド現れた。ペリフェリーだ。
◆ペリフェリー映像
空間的なサウンド・エフェクトから怒涛のリフ攻勢へサウンドを変貌させ、無機質で強靭なメタリック・ハイゲインサウンドを叩き出す。めまぐるしくその楽曲の色合いを変えながらも、一貫しているのは、サウンドを繰り出す卓越したテクニックだ。圧巻のステージングを見せるペリフェリーは、3人のギタリストを配している時点で、かなりの異色ぶりが伺えることだろう。
これが本当に新人なのか?とちょっとした感動を覚えるそのサウンドは、今度の発展の桁違いの可能性をも期待させてくれるもの。セルフ・タイトル・デビュー・アルバム『ペリフェリー』は圧巻の出来上がりだ。
DREAM THEATER、LAMB OF GOD、HATEBREED、FEAR FACTORY、MESHUGGAH、CYNIC、THE DILLINGER ESCAPE PLAN、BETWEEN THE BURIED AND ME、SAOSIN、SECRET AND WHISPER、JAMIE'S ELSWHERE…
このバンドの名前を見てピンときたのであれば、ペリフェリーはチェック必須である。