台湾のスーザン・ボイル、リン・ユーチュンが日本で歌声初披露

2010年7月6日、帝国ホテル「光の間」で行なわれた2010年11月6日より台北市で開催される＜2010台北国際花の博覧会＞発表会のスペシャル・ゲストとして、リン・ユーチュン（林育羣）が日本のメディアの前で初めてその美声を披露した。

◆リン・ユーチュン動画＆画像

リン・ユーチュンは2010年4月2日、台湾CTVで放送された人気オーディション番組「Super Star Avenue（超級星光大道）」におかっぱ頭に蝶ネクタイ姿で「小胖（デブちゃん）」というニックネームで出場し、ホイットニー・ヒューストンの大ヒット曲「I Will Always Love You」を類い稀なる美声と流暢な英語で歌い、一夜にして“台湾のスーザン・ボイル”と世界中からの注目を集めたシンガーだ。

まだCDもリリースされぬうちに世界各国のメディアからも注目を集め、彼の歌声は天使のようだと賞賛され、アメリカの有名TVトーク番組「エレン・デジェネレス・ショー（Ellen Degeneres Show）」にも出演。

当発表会ではまず来賓紹介として、台北市長ハオ・ロン・ピン市長、台北駐日経済文化代表処のフォン・チー・タイ代表、国際園芸家協会を代表して野村徹郎様の紹介とそれぞれのご挨拶が行なわれ、ゲストのジュディ・オングより市長へ花束贈呈、ジュディ・オングは今までの高い芸術文化への貢献を称え、市長より台北花博の駐日親善大使の任命を受けた。

そしてスペシャル・ゲストとしてリン・チューチュンが登場。「花博には3000種類を超える花が展示されるだけでなく、夜市での美味しい食べ物や台北101などその他の楽しさや魅力溢れる街なので、是非、台北花博に来て欲しいです」と無邪気な満面の笑顔で語り会場を和ませた。そして最後に「Amazing Grace」を披露。その高音で、清らかで、美しく、力強く心に響く歌声に会場は圧倒され、大きな拍手で湧き上がった。

その声援に答えるため、リン・ユーチュンは「I WillAlways Love You」をアカペラで歌い、最後に「I love you.」と言って手を振りながら会場を後にした。

この夏には待望のCDリリースも決定し、日本では8月25日に英語と北京語の2ヴァージョンでミニアルバムが同時に発売予定となっている。

写真：Ryoji Fukuoka


「I Will Always Love You（仮）/英語バージョン・ミニアルバム」
2010年8月25日発売
英語バージョン・ミニアルバム:SICP-2778 \1575（税込）

「タイトル未定/北京語バージョン・ミニアルバム」
2010年8月25日発売
北京語バージョン・ミニアルバム:SICP-2779 \1575（税込）