業務用映像機器とのデジタル音声処理システムをシンプルに実現するインターフェースカード「MY8-SDI-ED」

ポスト
ヤマハは、プロフェッショナルオーディオ機器の新製品として、Mini-YGDAIスロットを装備したヤマハデジタルミキサー・プロセッサーに装着可能なHD/SD-SDIエンベッド/ディエンベッドカード「MY8-SDI-ED」を7月より発売する。

「MY8-SDI-ED」は、ヤマハデジタルミキサー・プロセッサーのMini-YGDAIスロットを通じてHD/SD-SDIエンベデッドオーディオ信号の入出力を行うインターフェースカード。

映像機器のSDI信号(HD-SDIまたはSD-SDI)に重畳されている音声信号4ch×4グループ(計16ch)のうち2グループ(計8ch)を選択し、デジタルミキサーに取り込むことが可能。2009年1月発売の「MY8-SDI-D」で対応していたHD-SDIに加えSD-SDIにも対応し、デジタルミキサーからの出力音声のSDI信号への重畳にも対応したのがトピック。本製品を使用することにより、別途変換ユニットを経由する必要があった従来に比べ、低コストかつシンプルにシステムを構築することが可能となっている。おもな特徴は以下のとおり。

・HD/SD-SDI入力×1、HD/SD-SDI出力×2(同じ信号を出力)、スルー出力×1(リクロック)を装備
・SDI信号に重畳されている4ch×4グループ(計16ch)の音声から、2グループ(計8ch)を選択し復調(ディエンベッド)可能
・ヤマハデジタルミキサーの出力信号を任意の2グループに重畳し、HD/SD-SDI信号として出力可能
・ステータスLEDを装備

◆HD/SD-SDIエンベッド/ディエンベッドカード MY8-SDI-ED
価格:378,000円
発売日:2010年7月

◆プレスリリース
◆ヤマハ プロオーディオ
◆BARKS 楽器チャンネル
この記事をポスト

この記事の関連情報