好きな科目は伝染病学、手術。北欧の医大生シンデレラガール・フリーダ
メンバー全員が歯科医師国家試験に合格したGReeeeNなど、日本でも医療の道を志しながら音楽活動を行っているアーティストがいるが、ABBAやカーディガンズを生んだ北欧からも同様のアーティストが彗星のごとく現れた。しかもこちらは、なかなかチャーミングなルックスにキャンディー・ヴォイスにして好きな科目は手術ほか。そしてラスマス・フェイバーが惚れ込んだという逸材だ。
◆フリーダのアーティスト画像、「TOWERS」ミュージックビデオ
“ハウスの貴公子”こと、世界的な音楽プロデューサー兼ソングライターのラスマス・フェイバーが「ネット上で宝ものを見つけた!」と語るのが、北欧スウェーデンの新人シンガーソングライター・FRIDA(フリーダ)だ。
ラスマス・フェイバーが、ある日、いつものようにMySpaceの見知らぬページを開いていたところ、ふと目に(耳に)とまったのが、フリーダの甘く切ない歌声とソングライティングセンス。そこでラスマスは、早速フリーダにコンタクトを取り、彼女が書き上げた美しいメロディーをベースに共作した「ヒドゥン・ソーツ・フィーチャリング・フリーダ」を自身の最新シングルとしてリリースする。その際に次々と湧き出てきたアイディアを形にするため、次に、彼女のファースト・アルバムのフル・プロデュースを自ら申し出た。つまり、フリーダはこれほどまでにラスマスが惚れ込んだ逸材、シンデレラ・ガールなのだ。
幼少の頃からピアノの美しい音色に魅せられ「物心がつく頃には自然とピアノで作曲をしていた」という彼女。その魔法のようなメロディー、そしてその歌声は、ここ日本でもデビュー・アルバムの発売前から話題となり、まったく無名の新人にして1stシングル「TOWERS」が全国各地でラジオ局のパワープレイを獲得中。6月23日のCD発売に先駆けて、6月16日からは、同曲の配信も先行スタートする。
さて、そんなフリーダは、現在医大に通う3年生で、好きな科目は、伝染病学、手術、神経科学。数年前にインドに滞在した際、現地のスラムで子供達と数カ月間過ごす機会があり、「人を救う仕事をしたい」と強く思ったことがきっかけで、長年の夢であるミュージシャン活動を続けながら医療の道を目指しているという。
チャーミングなルックスにキャンディ・ヴォイス。そして独特でアーティスティックな世界観。彼女の魅力とセンスを詰め込んだミュージックビデオも世界に先駆けて日本で公開したばかり。いずれにせよ、このニュー・スウェーディッシュ・ポップの異色の新星・リーダ。今後、さらに注目度が上がるであろうことは容易に想像できる。
◆フリーダ オフィシャル・サイト