音楽制作のすべてのワークフローをこなせる「Singer Song Writer 9 Standard」
インターネットは、音楽制作ソフト「Singer Song Writer 9 Standard」を7月2日より発売する。
「Singer Song Writer 9 Standard」は、譜面入力や伴奏作成機能といった特徴を持つ音楽制作ソフトの最新版。作曲、アレンジ、レコーディング、サウンドメイク、ミキシング、そしてマスタリングからリリースまで、音楽制作のすべてのワークフローをこなせるオーディオ&MIDIを統合した音楽制作ソフトとなっている。パッケージは通常版のほか、アカデミック版と、オーディオインターフェイスTASCAM US-144 MK IIを同梱したFirst Studio Packがラインナップされる。
4月に発売された上位版の「Singer Song Writer 9 Professional」と同じオーディオプロセッシング&MIDIエンジン搭載により、高音質、優れた視認性と直感的な操作性、ハイエンドな制作環境を構築する拡張性などあらゆる面で大きく進化。新機能の多くは上位のProfessionalから引き継いだもので、ReWireのホスト&クライアントへの対応といった大きな特徴がそのまま残されたのは喜ばしいところだ。もちろん、MIDI入力のやりやすさや、コードを入力するだけで多彩なジャンルの伴奏が作成できるアレンジ機能などは従来どおり充実している。ここでは新機能を中心に紹介する。
トラック構成では、オーディオ、MIDIトラックに加え、EFFECT、VSTi、ReWireトラックを装備し、追加・削除が可能。新採用のオーディオルーティングにより柔軟なルーティングが可能なのもポイントだ。ミキサーパネルに各トラックを任意にアサイン可能とミックス時の利便性が図られている。ソングエディタでは、各トラックの入れ替えや複数のコントロールトラックを任意に表示可能だ。
ユーザーインターフェイス面では、従来のアレンジエクスプローラをソングエディタに統合したことで、アレンジ作成の効率がアップ。スコア(譜面)エディタ、ピアノロールエディタ内にステップエディタを同時に表示できるようになったことで視認性が向上しているのもポイントだ。VSTiのMIDIグルーブをドラッグ&ドロップで作成する楽曲に使用可能なのも便利なところだ。また、新搭載のフレーズウィンドウでは、6,000種類にもおよぶオーディオループ、MIDIフレーズ、コード進行素材をドラッグ&ドロップで使用可能となっている。ACIDファイルに関しては、新開発のタイムストレッチ&ピッチシフトで、高音質でテンポやキーに合わせてストレッチ/エクスパンドされるよう改良されている。
オーディオプロセッシング、MIDIエンジン刷新で、同期の精度はさらに向上。多数のエフェクト、VSTi(インストゥルメント)使用時にトラック間のレイテンシーの違いを自動補正するようになった点や、INPUTトラックの装備で入力レベルの調整が可能となったのもうれしいところ。オーディオ編集ではスライス機能の搭載も光る。マルチコアCPU対応で、AUDIOプロセッシングを並列処理可能になっただけでなく、フリーズ機能で複数エフェクト使用時のCPU負荷を軽減できるのも注目だ。
VSTインストゥルメントはLinPlug社ALPHA3とOrgan3を収録、VSTエフェクトは自社開発のVSTプラグインエフェクト23種類を搭載する(いずれも他のDAWでは使用不可)。また、VSTインストゥルメントは8個まで使用可能。MIDI信号を受けるVSTプラグインエフェクトの操作が可能になったのも特筆すべき点だ。
Professionalと比較すると、トラックのグループやフォルダー、バーチャルトラックやINPUTのインサーションエフェクト(いわゆるかけ録り用)といった機能が省かれたほか、同時使用可能なプラグインやトラック数、付属プラグインの数などが少なくなっているが、価格を考えればStandardで十分という人も多いはず。前述のReWire対応、トラックのインサーションエフェクト対応(各トラック×4)など、前バージョンからの進化はめざましく、見どころの多いバージョンアップとなっている。
<動作環境>
対応OS:Windows 7(64bit/32bit)、Vista(64bit/32bit)、XP(32bit)
CPU:Intel Pentium 4 1.4GHz以上/ AMD Athlon 1.4GHz以上
メモリ:1GB以上
ディスプレイ解像度:1280×800ドット以上、フルカラー
インストールに必要なハードディスク空き容量:2GB以上
ハードウェア:16ビットステレオオーディオインターフェース(機能)、WindowsドライバもしくはASIO(1.0/2.0)対応で、使用するサウンドフォーマットに対応したオーディオインタフェース。推奨:ASIO対応オーディオインターフェース
対応MIDI音源:VSTi/GM/GM2/GS/XG
製品インストール:DVD-ROM ドライブ
音楽CD作成:CD-R/RWドライブ、Windows Media Player 11以降(推奨12以降)が必要
インターネット接続環境:アクティベーション時に必要
◆Singer Song Writer 9 Standard
価格:オープン(店頭予想価格 32,000円)
◆Singer Song Writer 9 Standard アカデミック
価格:オープン(店頭予想価格 25,600円円)
◆Singer Song Writer 9 Standardl -First Studio Pack -
※TASCAM US-144 MK IIを同梱(単品販売のUS-144 MK II同梱ソフトウェアは含まれない)
価格:オープン(店頭予想価格 39,800円)
発売日:いずれも2010年7月2日
◆Singer Song Writer 9 Standard 製品詳細ページ
◆インターネット
◆BARKS 楽器チャンネル
「Singer Song Writer 9 Standard」は、譜面入力や伴奏作成機能といった特徴を持つ音楽制作ソフトの最新版。作曲、アレンジ、レコーディング、サウンドメイク、ミキシング、そしてマスタリングからリリースまで、音楽制作のすべてのワークフローをこなせるオーディオ&MIDIを統合した音楽制作ソフトとなっている。パッケージは通常版のほか、アカデミック版と、オーディオインターフェイスTASCAM US-144 MK IIを同梱したFirst Studio Packがラインナップされる。
4月に発売された上位版の「Singer Song Writer 9 Professional」と同じオーディオプロセッシング&MIDIエンジン搭載により、高音質、優れた視認性と直感的な操作性、ハイエンドな制作環境を構築する拡張性などあらゆる面で大きく進化。新機能の多くは上位のProfessionalから引き継いだもので、ReWireのホスト&クライアントへの対応といった大きな特徴がそのまま残されたのは喜ばしいところだ。もちろん、MIDI入力のやりやすさや、コードを入力するだけで多彩なジャンルの伴奏が作成できるアレンジ機能などは従来どおり充実している。ここでは新機能を中心に紹介する。
トラック構成では、オーディオ、MIDIトラックに加え、EFFECT、VSTi、ReWireトラックを装備し、追加・削除が可能。新採用のオーディオルーティングにより柔軟なルーティングが可能なのもポイントだ。ミキサーパネルに各トラックを任意にアサイン可能とミックス時の利便性が図られている。ソングエディタでは、各トラックの入れ替えや複数のコントロールトラックを任意に表示可能だ。
ユーザーインターフェイス面では、従来のアレンジエクスプローラをソングエディタに統合したことで、アレンジ作成の効率がアップ。スコア(譜面)エディタ、ピアノロールエディタ内にステップエディタを同時に表示できるようになったことで視認性が向上しているのもポイントだ。VSTiのMIDIグルーブをドラッグ&ドロップで作成する楽曲に使用可能なのも便利なところだ。また、新搭載のフレーズウィンドウでは、6,000種類にもおよぶオーディオループ、MIDIフレーズ、コード進行素材をドラッグ&ドロップで使用可能となっている。ACIDファイルに関しては、新開発のタイムストレッチ&ピッチシフトで、高音質でテンポやキーに合わせてストレッチ/エクスパンドされるよう改良されている。
オーディオプロセッシング、MIDIエンジン刷新で、同期の精度はさらに向上。多数のエフェクト、VSTi(インストゥルメント)使用時にトラック間のレイテンシーの違いを自動補正するようになった点や、INPUTトラックの装備で入力レベルの調整が可能となったのもうれしいところ。オーディオ編集ではスライス機能の搭載も光る。マルチコアCPU対応で、AUDIOプロセッシングを並列処理可能になっただけでなく、フリーズ機能で複数エフェクト使用時のCPU負荷を軽減できるのも注目だ。
VSTインストゥルメントはLinPlug社ALPHA3とOrgan3を収録、VSTエフェクトは自社開発のVSTプラグインエフェクト23種類を搭載する(いずれも他のDAWでは使用不可)。また、VSTインストゥルメントは8個まで使用可能。MIDI信号を受けるVSTプラグインエフェクトの操作が可能になったのも特筆すべき点だ。
Professionalと比較すると、トラックのグループやフォルダー、バーチャルトラックやINPUTのインサーションエフェクト(いわゆるかけ録り用)といった機能が省かれたほか、同時使用可能なプラグインやトラック数、付属プラグインの数などが少なくなっているが、価格を考えればStandardで十分という人も多いはず。前述のReWire対応、トラックのインサーションエフェクト対応(各トラック×4)など、前バージョンからの進化はめざましく、見どころの多いバージョンアップとなっている。
<動作環境>
対応OS:Windows 7(64bit/32bit)、Vista(64bit/32bit)、XP(32bit)
CPU:Intel Pentium 4 1.4GHz以上/ AMD Athlon 1.4GHz以上
メモリ:1GB以上
ディスプレイ解像度:1280×800ドット以上、フルカラー
インストールに必要なハードディスク空き容量:2GB以上
ハードウェア:16ビットステレオオーディオインターフェース(機能)、WindowsドライバもしくはASIO(1.0/2.0)対応で、使用するサウンドフォーマットに対応したオーディオインタフェース。推奨:ASIO対応オーディオインターフェース
対応MIDI音源:VSTi/GM/GM2/GS/XG
製品インストール:DVD-ROM ドライブ
音楽CD作成:CD-R/RWドライブ、Windows Media Player 11以降(推奨12以降)が必要
インターネット接続環境:アクティベーション時に必要
◆Singer Song Writer 9 Standard
価格:オープン(店頭予想価格 32,000円)
◆Singer Song Writer 9 Standard アカデミック
価格:オープン(店頭予想価格 25,600円円)
◆Singer Song Writer 9 Standardl -First Studio Pack -
※TASCAM US-144 MK IIを同梱(単品販売のUS-144 MK II同梱ソフトウェアは含まれない)
価格:オープン(店頭予想価格 39,800円)
発売日:いずれも2010年7月2日
◆Singer Song Writer 9 Standard 製品詳細ページ
◆インターネット
◆BARKS 楽器チャンネル
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