最新音楽ツールに触れられる「IMSTA FESTA」開催

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●Pro Tools関連製品を並べたアビッドテクノロジー
◆アビッドテクノロジー
Pro Tools関連製品を並べたアビッドテクノロジーのブースでは、8入力の「Fast Track Ultra 8R」、26入力の「ProFire 2626」といったM-AUDIOのオーディオ/MIDIインターフェイスなどを展示。そしてそのオレンジ色のボディがとくに目立っていたのが中央に置かれたギター用レコーディング/エフェクト・プロセッシング・システムの「Eleven Rack」。フロントパネルは大き目で視認性、操作性もよく、アンプ/エフェクトプロセッサーとしてステージなどで単体使用する際にも便利。もちろんPro Tools LEも付属するので、制作&レコーディングシステムとしても有用だ。

▲M-AUDIOブランドのオーディオ/MIDIインターフェイス。下段がProFire 2626、その上にFast Track Ultra 8Rが積まれている。ともに同社独自のOctaneプリアンプを8系統装備。

▲Pro Toolsでのレコーディングでもステージでも活躍するEleven Rack。存在感あるルックスも特徴的だ。

●「JazzMutant Lemur」&「Klipsch」を展示したイーフロンティア
◆イーフロンティア
マルチタッチのコントローラー「JazzMutant Lemur」が実際に触れるレアな機会を提供したのがイーフロンティア。エディターによりインターフェイスを構築することが可能で、さまざまなソフトウェア、機材のコントロールが可能だ。ちなみに通常価格は248,000円だが、IMSTA FESTA 2010開催記念として値下げが行われている。このほか、Klipschのイヤフォンも多数展示。自由に試せるようになっていた。

▲手前の「JazzMutant Lemur」でAbleton Liveのコントロールを実際に試すことができたイーフロンティアの展示コーナー。

▲ずらりと揃ったKlipschイヤフォンのラインナップ。イヤフォン本体のほか、ケースやイヤーピースも置かれている。

●インターネットからついに登場「Singer Song Writer 9」
◆インターネット
発売されたばかりの「Singer Song Writer 9 Professional」を中心に展示したのがインターネット。ユーザーインターフェイスが一新されたほか、フリーズ機能の搭載、ルーティングの自由度向上などオーディオ機能を中心に大きな機能強化がなされている。Sonnox社のオーディオエフェクトやLinPlug社のソフトウェアシンセ、ほかのDAWと連携できるReWireへの対応(ホスト/クライアント)も大きな魅力だ。ソフトウェア単体のほかTASCAMのハードウェアのバンドル版も用意される。ちなみに、プラグインなどを省いたStandard版の発売は7月ごろの予定で、独自のアレンジ機能をはじめとするMIDI回りやReWire機能などはProと同様になりそうだとのこと。

▲「Singer Song Writer 9 Professional」ではミキサーは最大4つまで、トラック構成や用途によって使い分けることが可能。バンドルされるSonnoxのEQは抜群の効きで非常に魅力的。

▲TASCAMのUSB接続オーディオ&MIDIインターフェイスUS-144MKIIをバンドルしたパッケージも用意。4入力4出力対応、ファントム電源対応の2XLRバランスマイク入力端子、2TRSバランスライン入力端子(一方はギター入力に対応)を装備。

●多彩なDJコントローラをラインナップするDJ-Tech
◆DJ-Techジャパン
DJ-Tech Japanは非常に多くのDJコントローラーを展示。いちはやく展示された6月発売予定の「i-Mix MkII」は、オーディオインターフェイス機能を追加したモデルで、他の製品同様、「Deckadance LE」をバンドル。もちろん、1万円でフルバージョンへのアップグレードも可能だ。DJ関連以外では、iPod Dock搭載のポータブルサウンドシステムiCube 50/iCube 90が注目を集めていた。

▲2万円でヘッドフォン付という8月発売予定の「DJ FOR ALL」(左端)など、多数のDJコントローラをラインナップ。マウスひとつでDJプレイが楽しめるDJ Mouseにも注目。

▲手前が6月発売予定の「i-Mix MkII」。奥に見えるのがポータブルサウンドシステムのiCube 50だ。

●アップルオンラインストアはLogicを中心にApogee製品も展示
◆アップルオンラインストア
Logic Studio付属のライブパフォーマンス用ソフトウェア「Main Stage」のギターアンプシミュレーター機能にフォーカスしたデモが印象的だったのがアップルオンラインストアの展示。試奏用ギターを弾きまくる人が続出。ハードウェアは、iMac、MacBookのほか、アップルとApogeeの共同開発によるオーディオインターフェイス「GIO」や「duet」なども展示、実際に試せるようになっていた。

▲Logic Studio収録のMain Stageでギターアンプやストンプを選択している画面。当然ながらMacで動作。

▲ブースのMacの足元にセットされていたがApogeeのギター向けオーディオインターフェイス「GiO」。ペダルのON/OFFなどのコントロールが可能。
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