[クロスビート取材こぼれ話] マリーナ・アンド・ザ・ダイアモンズ

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デビュー作『ザ・ファミリー・ジュエルズ』の日本盤リリースに先がけて来日した今回は、抽選に当たったファンをギャラリーに招待してアコースティック・ギグを行なったマリーナ・アンド・ザ・ダイアモンズ。アルバムよりもしっとりした雰囲気に生まれ変わった楽曲からは、ケイト・ブッシュも引き合いに出して語られる神秘的なの歌声の魅力がひしひしと伝わってきた。

ところがそんなセットとは裏腹に、取材中の彼女は“明るく活発な女の子”というイメージ。取材現場に到着すると笑顔で迎えてくれ、取材中も色々考えて答えるのを楽しんでいるようだった。音楽性から「もしや不思議ちゃんでは?」と予測していたものの、それは全くの大外れだった。ソファーの上にあぐらをかいてリラックスしながら、「そうね……」とちょっと上を向いて考える姿は、真剣そのもの。彼女が様々なことを考えて今の表現に辿り着いていることは、インタビューを読んでもらえばわかるんじゃないかと思う。

続いて行なった写真撮影も終始楽しそう。真面目な顔をするのが急に可笑しくなったのか、途中でたまらず笑い出したりもしていて、場の空気もかなり和んでいた。もちろん、決めるところはしっかりと決めて撮影終了! 6月号に掲載の写真ではオーバーオールにサングラスだが、黄色いニットの上着を羽織っているパターンもあって、こちらもいつか見せられる機会があるかもしれない。

現在発売中のクロスビート6月号では、彼女のサインを1名様にプレゼント。会う前にイメージしていたよりも、意外なほどに“普通の女の子”だったマリーナだが、そんな彼女からあの音楽が生まれるんだなと考えると、デビュー作の魅力が、より一層増してくるかもしれない。

◆クロスビート最新号(オフィシャルサイト)
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