スーザン・ボイル、自伝を出版

スーザン・ボイルが自伝の出版契約を交わした。タイトルは『The Woman I Was Born To Be』。今秋、書店に並ぶという。

2009年、オーディション番組『Britain's Got Talent』に出演したのをきっかけに、48歳にして人生が一変した彼女。その歌だけでなく、この自伝においても多くの人を励ましてくれることだろう。

スーザン・ボイルはこう話している。「外見で中身を判断すべきじゃないってことを見せるためにこの本を書くの。ほかの人たちにも役に立って欲しい。オーディションのステージで気取って歩いてたとき、怖がりで母を恋しがる小娘だった。自分がどう見られてるかなんて気にしてなかったわ」

「この1年でものすごく成長したと思う。もっとレディーになったし、もう怖がってなんかない。わたしのストーリーは、外見だけじゃないってことを実証していると思う。その人全体を見るべきよ。そして、夢を実現するのは可能なんだってことを伝えたい。勇気とやる気があれば、どんな環境にいたって夢は叶う」

デビュー・アルバム『I Dreamed A Dream』の世界的な大ヒットを記録したばかりだが、ボイルは早くも5月、ニュー・アルバムの制作をスタートするという。

Ako Suzuki, London