RME、USBモバイルオーディオインターフェイス「Babyface」発表

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RMEは、ドイツ・フランクフルトで開催されている2010年フランクフルト・ミュージックメッセにて、オーディオインターフェイスの新製品「Babyface」を発表した。

「Babyface」は、FireWireおよびUSBのオーディオインターフェイスにおけるリファレンスモデルとしての定評の高いFirefaceシリーズの新製品で、バスパワーに対応するモバイル型のUSBオーディオインターフェイスだ。アナログ入出力に加え、ADAT(S/MUX対応)とSPDIF(最大192kHz)対応のオプティカルTOSLINKも備える。

Fireface UCで実証された、WindowsおよびMac OS上で妥協のないハイパフォーマンスを実現させるため最適化されたUSB 2.0のハイスピードバスを搭載。独自の伝送技術によってマルチチャンネルでも超低レイテンシーを実現し、一般的なUSBオーディオインターフェイスでは不可能であったプロフェッショナルなスペックを実現しているのが特徴だ。

アナログ回路設計は他のRME製品と同様、192kHz対応の最新AD/DAコンバーターチップを採用。搭載される2機のデジタル制御プリアンプには、それぞれ独立した48Vのファンタム電源が利用可能だ。

モバイルタイプでありながら、ほとんどの業界標準フォーマットに対応する入出力の搭載もRME製品らしいところ。前述のADAT(S/MUX対応)、SPDIF(最大192kHz)対応のほか、ヘッドフォン出力には、192kHz対応の専用のDAコンバーターを搭載。本体にminiTRSジャック、ブレイクアウトケーブル経由でステレオTRSジャックを装備する。ギターなどの楽器を録音する場合は、1つの入力をHi-Z入力に切替可能、DIなどを用意しなくてもあらゆる楽器を簡単に録音可能だ。さらにMIDI入出力も搭載する。

本体にはメイン・コントロール・ノブと2つのボタンを搭載。ボリューム調節、リファレンスレベルの保存/読み込み、ディム、入力切替、入力ゲイン設定などを素早く簡単に行えるようにデザインされている。またLEDはレベルメーターやゲインメーターとして利用でき、入力、出力、ヘッドフォンレベルの正確なコントロールを視覚的にサポート。すべての設定はソフトウェア上でコントロールでき、100%リコール可能。また、すべての機能がバスパワーで利用可能なのもポイントだ。国内発売の発表を楽しみに待ちたい。

◆RME
◆シンタックスジャパン

◆BARKS 楽器チャンネル
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