ファロア・モンチがDuck Downと契約! 新作は夏に。

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昨秋、自由な制作活動を求めてインディーズ転向を表明していたベテラン知性派ラッパー、ファロア・モンチ(Pharoahe Monch)が、多数の実力派を抱えるDuck Down Recordsと契約、サードアルバム"W.A.R. (We Are Renegades)"を夏ごろリリースすると発表した。

ファロア・モンチは「新作リリースが待ちきれないね。俺のレーベルW.A.R. MediaとDuck Downの新たな連携にも期待している。今作では魂や精神、政府、業界などの葛藤や解決方などがテーマだ」などとコメント。新作"W.A.R."のゲスト/プロデューサーについてはファロア自身が「新旧織り交ぜた人選」と語る通り、女性ラッパーのジーン・グレー(Jean Grae)、スタイルズ・P(Styles P)、フォンテ(Phonte of the Little Brother)、ブラック・ソート(Black Thought of the Roots)からハードロックバンド、リヴィング・カラー(Living Colour)のギタリスト、ヴァーノン・リード(Vernon Reid)まで幅広い面々が参加。プロデュースにはマルコ・ポーロ(Marco Polo)、エグザイル(Exile)などの参加が明らかになっている。

Duck Down Recordsは、ブラック・ムーン(Black Moon)やスミフ・ン・ウエッスン(Smif-n-Wessun aka Cocoa Bravaz)ら90年代から活躍するアーティストが所属するレーベルで、今年15周年を迎える。

またこのアルバム発表を前に、ファロア・モンチは、4月3日から22日までカナダ16都市を巡る人気ラップグループ、スローターハウス(Slaughterhouse)のツアーに参加する模様。

(photo by Kirk Bravender under the license of Creative Commons Attribution 2.0 Generic)

◆ファロア・モンチ Artist Info(notrax)
◆ファロア・モンチ Artist Video(notrax)
text by notrax
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