エルトン・ジョン、「キリストはゲイ」発言で死の脅迫

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エルトン・ジョンの「キリストはゲイ」発言に憤慨し、YouTubeに「エルトンは死ぬべきだ」とのメッセージ・ビデオを掲載した男が逮捕された。ビデオの中でこの男ニール・ホースリー(65歳)は、アトランタにあるエルトンのものと思われるアパートメントの前で「ELTON JOHN MUST DIE」と記したプラカードを持ち、「我々は今日、エルトン・ジョンに彼は死ぬべきだと指摘するためにここへ来た」「エルトン・ジョンがしたことは、イエス・キリストの神聖を汚した」と話していた。

ホースリーは、過激な中絶反対の活動家として知られ、中絶手術を行なう医者とその住所をウェブサイトに掲載したこともある。

警察は金曜日(3月12日)、暴力主義的脅迫、名誉毀損、脅迫行為を広めるためにネットを使用した容疑でホーンスリーを逮捕。ホースリーは現在、4万ドルの保釈金を払い釈放されている。

エルトンは先月、USAのマガジン『Parade』のインタヴューで「ジーザスは人類の問題を理解していた、慈悲深く、ものすごく頭のいいゲイだったと思う」と話し、物議をかもした。その後、「僕はキリストを信じている」「これは自分個人の見解」「論争を巻き起こしたかったわけじゃない」などと釈明したものの、納得できずにいる人は少なくない。

Ako Suzuki, London
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