スパークルホースのシンガー、自殺

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スパークルホースのメインマン、マーク・リンカスが土曜日(3月6日)、自らの命を絶った。

彼の家族は同日、「我々の親愛なる友人、家族の一員であるマーク・リンカスが本日、自らの命を絶ったというニュースをみなさんと分かち合わなくてはならないことをとても悲しく思います」「彼と一緒に過ごした時間に感謝すると共に、彼は私達の心の中に永遠に留まり続けることでしょう」との声明を発表した。

リンカスのソロ・プロジェクトといってもいいスパークルホースは1995年『Vivadixiesubmarinetransmissionplot』でデビュー。リンカスはこの時期、バリウムと抗うつ剤を組み合わせ飲用し、2分ほど心拍停止の状態に陥り半身不随になる恐れがあった。その後、7回も手術を繰り返すなど苦難を乗り越え、1998年には2nd『Good Morning Spider』をリリース。メジャーになることはなかったが、USAのオルタナ・シーンでは高い評価を得、レディオヘッドからも賞賛されていた。

最近は5thアルバムとなる新作を制作中だといわれていた。また、デンジャー・マウスとコラボし一時期お蔵入りとなった『Dark Night Of The Soul』が正式にリリースされることが発表されたばかりだった。

Ako Suzuki, London
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