マニック・ストリート・プリーチャーズ、レディオヘッドを罵倒
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木曜日(2月18日)、グラスゴーのクラブKing Tut's Wah Wah Hutで20周年を記念し行なわれたスペシャル・ギグで、ワイアーはこう話したという。「エド・オブライエンが俺をバカ呼ばわりしたそうだな。ホント、怖いよ。寄宿学校に戻るんだな、腰抜けヤロウ」。ちなみに最後の単語は、罵倒するにあたり最も下品な言葉の1つである“C**t”を使用している。
両者は共有ファイルに対し異なる意見を持っている。オブライエンは条件付きではあるが、共有ファイル賛成派。マニックスはその逆だ。2人の争いは、レディオヘッドが『In Rainbows』(2007年)をリリースしたときに遡る。ワイアーは当時「何か変わったことするっていうのは、レディオヘッドらしいな。パブリシティーって意味では確かに最高の方法だ。でも俺は、音楽を卑しめたって感じているよ。音楽にはかつて、ちゃんとした市場があった。でもいまじゃ、何でもかんでもデジタルだろ。憂慮すべきことだが、これがいまの世界の有り様だ。ほかの分野はどこも景気がいい。映画もTVゲームもセールスは好調だ。でも音楽はダメなんだ。無料ダウンロード現象が業界を崩壊している」と発言。これに対し、最近、オブライエンがワイヤーの共有ファイルに対する見解は「バカげている」とコメントしていた。
辛口のワイアーは、その後本人により否定されたが、過去に「(R.E.M.の)マイケル・スタイプがフレディ・マーキュリーのようになればいいのに(HIVで死ねばいいと解釈された)」と発言したとして物議をかもしたことがある。
マニック・ストリート・プリーチャーズはこの夜、たった300人を前に超レアなパフォーマンスを行なった。King Tut's Wah Wah Hutの20周年バースデー・ギグ・シリーズでは彼らのほか、ブレット・アンダーソン、パオロ・ヌティーニ、エンター・シカリ、ボウリング・フォー・スープらもパフォーマンスしている。
Ako Suzuki, London
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