女性アコースティックデュオひいらぎ、自分の卒業式でライブ

北海道を拠点に全国へ歌声を届ける女性アコースティックデュオ、ひいらぎの2人。2009年「みず」でデビュー、全国を路上ライブで行脚、8月には、ZEPP SAPPOROのライブも大成功に収め、2枚目のシングル「かけら」では、TV番組の出演により大阪での認知度もUP。

そんな、ひいらぎの2月24に発売となるニューシングル「花びらの舞う季節」は、この季節ならではの卒業をテーマに作られた。ひいらぎのメンバーも、実は音楽活動と並行して地元の通信制の高校をめでたく卒業見込み。14歳と15歳でひいらぎの活動をスタートした2人は、千晶が7年間、恵梨香が9年間、音楽活動と並行して学業に勤しんできた。

そんなひいらぎの卒業を記念し、3月21日に行なわれる自らの学校の卒業式にてライブを行なう事になった。デビュー後に母校凱旋ライブはよくあることだが、卒業生が自らステージを飾るのはなかなか例のないことだ。自身の卒業式を含め、卒業出張ライブも実施するという。

「ひいらぎの活動と同じ時間（9年間）学校に行ってたんだなって改めて感じました。先生方がすごく心配してくれて、レポートは出したか？卒業出来るのか？言ってくれて、ようやく卒業するんだなって、実感が湧いてきました。後何回か？でもう学校に来ないんだなって思うと、うれしいような、さびしいような気持ちです。」──恵梨香

「2人で約束して学校に通えたから、最後まで通えたんだなって思います。見守り続けてくれた両親と、恵梨香にありがとうと言いたいです。」──千晶

結成からの路上ライブの回数は1000回を超え、全国行脚はこの時点で37都道府県まで広がっている。デビューからの総移動距離は、地球2周分に及ぶひいらぎ。卒業後の活動に、大いなる期待が寄せられるところだ。

◆ひいらぎオフィシャルサイト