音を重ねながら多彩な演奏ができる電子パーカッション「OCTAPAD SPD-30」

ポスト
ローランドは、録音と再生を繰り返しながら音を自在に変化させることができる、新しい演奏スタイルの電子パーカッション「OCTAPAD(オクタパッド)SPD-30」を、3月下旬から発売する。

「OCTAPAD SPD-30」はリアルタイムに演奏者のひらめきを音に変えられる新しい演奏スタイルを提供する電子パーカッション。初代OCTAPADが登場して25年、最新モデルのSPD-30はドラムマシンやサンプラーをコントロールするだけにとどまらない、演奏の楽しさを実感させてくれる楽器になっている。

アコースティック・ドラムや世界各国のパーカッション、ダンス・ヒップホップ系効果音など、あらゆる音楽ジャンルに対応した670種類の音色と30種類のエフェクトを搭載、8つのパッドで自由自在に演奏できる。センサー部の改良で打面が分離独立した新開発のラバー・パッドにより、弱打から強打までを正確に発音するダイナミック・レンジを実現。ほかのパッドの振動の影響を受けないので誤発音の防止に役立つほか、打感も向上し、表現力豊かな演奏が可能になっている。

最大の特徴はフレーズ・ループ機能だ。従来のレコーダーと異なり、「録音すること」が目的ではなく、「リアルタイムでパフォーマンスすること」を目的として開発されている。3つのキットを同時に駆使して、演奏を重ねて録音したり、特定の音をミュートしたりできるほか、演奏の差し替えやリアルタイムのエフェクト変化などでフレーズを自在に変化させられる。

4系統の拡張用トリガーインプットの装備も魅力の1つ。メッシュパッドを使ったV-PadやV-Cymbalにも対応しているので、リムショットやシンバルの叩き分けなどにも対応可能。ハイハットコントロールペダルFD-8やキックトリガーパッドKD-8を追加すればコンパクトなドラムセットの構築も可能となっている。

音色や各種パラメーターが確認しやすいバックライト付き大型LCD、暗所でパッドの位置を示すパッド・ステータス・イルミネーションの搭載もステージ演奏ではうれしい機能。また、USBメモリーに設定などのバックアップができるほか、USB MIDI端子によるパソコンとの連携も活用の幅を広げてくれる。

◆OCTAPAD SPD-30
価格:オープン
発売日:2010年3月下旬

◆OCTAPAD SPD-30 製品詳細ページ
◆ローランド

◆BARKS 楽器チャンネル
この記事をポスト

この記事の関連情報