RMEから32ch/16chのハイエンドマルチチャンネルAD＆DAコンバーター「Mシリーズ」

シンタックスジャパンは、RME Premium Lineの新製品として32および16チャンネルのハイエンドマルチチャンネルAD&DAコンバーター「M-32AD」「M-16AD」「M-32DA」「M-16DA」を発売した。

「Mシリーズ」と名づけられた新製品のラインナップは全4モデル。ADコンバーターはアナログ32チャンネル入力の「M-32AD」、16チャンネル入力の「M-16AD」、DAコンバーターは32チャンネル出力の「M-32DA」、16チャンネル出力の「M-16DA」の4モデルがラインナップされる。いずれも広範囲に渡る機能群を装備、かつシンプルなオペレーションを実現。優秀なアナログ回路設計に加え、RMEのジッター抑制機能「SteadyClock」を搭載することで最新鋭のコンバージョンを可能にしている。開発にあたっては、RMEの持つすべての経験と多くのプロフェッショナルユーザーからの要望が取り入れられている。

●ADコンバーター「M-32AD」「M-16AD」

▲M-32AD

▲M-16AD

アナログ→MADI/ADATコンバーター。ADI-08 QSに搭載されるバランス入力が導入され、すべてのレベル設定において高音質、低歪み率、高S/N比を実現。3段階のレベル設定も可能だ。最新のコンバーター技術によって最大192kHzに対応。チャンネル数は、MADIは最大192kHz（96kHzで32チャンネル、192kHzで16チャンネル） 、ADATは最大192kHz（48kHzで32チャンネル、96kHzで16チャンネル、192kHzで8チャンネル）に対応する （M-32ADの場合。M-16ADではそれぞれ半分）。

搭載されるリミッターは業務用スタジオ、放送での使用向けにデザインされており、最大17dBのオーバーロード入力を歪みなくコンバートすることが可能となっている。また、M-16AD、M-32DAは自由に組み合わせが可能、コンバーターは自動的にディレイ補正機能をアクティブにするので、すべてのユニット間でプレイバックがサンプル単位で同期する。

●DAコンバーター「M-32DA」「M-16DA」

▲M-32DA

▲M-16DA

MADI/ADAT→アナログコンバーター。M-16DA、M-32DAは組み合わせが可能で、予算やシステムごとに16、32、48、64チャンネルの仕様にカスタマイズすることができる。＋24dBuの最大ハードウェアリファレンスレベル、最大192kHz対応のMADI/ADAT入力、MIDI/MADI経由のリモートコントロール、6.3mm TRSおよびD-Sub 25pinのアナログ出力などさまざまな機能を2Uサイズに収めている。

チャンネル数は、MADIが最大192kHz（96kHzで32チャンネル、192kHzで16チャンネル） 、ADATは最大192kHz（48kHzで32チャンネル、96kHzで16チャンネル、192kHzで8チャンネル）に対応する（M-32DAの場合、M-16DAはそれぞれ半分）。また、RME独自のSuncCheckによりすべての入力信号をチェックし、視覚的に表示可能、瞬時にエラーを発見することができるようになっている。

◆M-32AD / M-16AD / M-32DA / M-16DA
価格：いずれもオープンプライス
発売日：2010年2月1日

◆M-32AD / M-16AD 製品詳細ページ
◆M-32DA / M-16DA 製品詳細ページ
◆シンタックスジャパン

◆BARKS 楽器チャンネル