AC/DCのブライアン・ジョンソン、ガン前兆の恐怖を語る

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AC/DCは2009年9月、アメリカ・ツアーの一部をキャンセルしたが、それはフロントマンのブライアン・ジョンソンがバレット食道と診断されたためだったという。バレット食道は食道癌を誘発する確率が高く、ジョンソンは「これまでの人生で1番怖い思いをした」そうだ。

◆<BLACK ICE TOUR>来日公演 スポット映像

ジョンソンは、ニュージーランドのラジオ局でこう話した。「バレット食道だということがわかった。食道癌の前兆で、そうなったら咽頭を摘出しなきゃならなくなる。正常じゃいられなくなったよ」「手遅れになる前に見つかってラッキーだった。ただの胸焼けじゃないかっていう人が多かったんだけど、自分では何かおかしいのがわかってた。だから、すぐに医者に診てもらったんだ。これまでの人生で1番恐ろしい思いをした。1週間、眠れなかったよ」

バレット食道はアジアでの罹患率は低いものの、欧米では高く、患者は平均的な人にくらべ30倍も癌になりやすいといわれている。幸いなことに、ジョンソンは早期のうちに発見でき、数回の公演はキャンセルしたものの、ステージに戻ることができた。

現在、ニュージーランド/オーストラリア・ツアー中のAC/DCは、3月に9年ぶりの日本公演を行なう。

Ako Suzuki, London
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