スーザン・ボイル、母の為に歌う

スーザン・ボイルは晩年の母が彼女を見守っていてくれていると信じている。

スーザンはミュージカル『レ・ミゼラブル』の中の1曲「夢やぶれて（I Dreamed A Dream）」をイギリスのテレビ番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で披露し、世界中に旋風を巻き起こした。そんなスーザンの彼女の信じられない様な成功は、いつもスーザンを励まし、応援してくれる今は亡き愛する母ブリジットのおかげだと言う。

48歳で成功を収めたスーザンは「母は今この部屋にいるわ。私の事を誇りに思っていてくれたでしょう。何かみえないものがそこにいると感じるの。それが母なの。」と母の存在を語った。

デビューアルバム『夢破れて』が英米両方でスマッシュヒットしているスーザンは、2009年オーディション番組に出演し世界中が認めたわけだが、この人生の変わり様に信じられないでいる。オプラ・ウインフレイが司会のアメリカのトーク番組に出演したスーザンは「あの瞬間が私が世界中に知れ渡ったときよ。オーディションを受けるまで、私の人生はありふれた日常を繰り返しているだけだった。でもオーディションの後、周りの人たちが道でわたしに気付き始めて、なんだかまるでプロの歌手にでもなったかのようだったわ。」

「ものすごい生活の変化ではあるけど、つつましやかなものよ。多くの人が、無名の新人のアルバム制作に長い時間を費やし、お金をかけて問題を起こすけど、そういうひとはお金のために何をすればいいかという事を分かっていないのよ」。

BANG Media International