ヤマハ、高音質、軽量・コンパクトなポケットレコーダーの新製品2機種を発表

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ヤマハが、高音質ながら、軽量・コンパクトさで定評のあったポケットレコーダーの新モデル2機種を発表した。

今回発売するのは、『POCKETRAK W24』『POCKETRAK C24』の2機種。両方とも、24bit/96kHzリニアPCMに対応した高品位・高音質と軽量コンパクトならではの利便性の両立を追求したポケットサイズのレコーダー。

『POCKETRAK W24』は、上位機種として本格的な24bit/96kHz録音を活かす大口径・高感度90°X-Yマイクを搭載し、奥行き・定位感に優れた録音を可能にすると共に、ワイヤレスリモコンを搭載したことにより快適な録音操作が可能になっている。

『POCKETRAK C24』は、その名のとおりポケットに容易に入る約57gの軽量・コンパクトなボディながら高解像度24bit/96kHzリニアPCM録音を実現。さらにUSB端子に取り付けるユニークなクリップを同梱し、マイクスタンドや譜面台へのセッティングが可能になっている。メトロノームやチューナー機能とともに楽器のレッスンやバンド録音をサポートする利便性が特長だ。

両モデルともに、内蔵スピーカーや再生速度の調節といった再生機能や同梱の『Cubase AI』ソフトウェアでの編集作業など、録音後の作業をさらに充実させる機能も備え、楽器練習や音楽録音をはじめとする、さまざまな用途に応えることができる。

<『POCKETRAK W24』主な特長>
●最大24bit/96kHzリニアPCM録音に対応、大口径90°X-Yマイク搭載など妥協のない高音質設計
リニアPCM録音ではオーディオCDレベルを上回る高解像度の24bit/96kHzから、CDレベルの16bit/44.1kHzまで8つのモードを搭載。また、長時間録音に適した圧縮方式であるMP3形式にも対応。搭載マイクには、24bit/96kHz録音に対応する大口径・高感度の90°X-Y型指向性ステレオマイクを採用。左右の音を広範囲にカバーしながら、中抜けや位相差のない、奥行き・定位感に優れた自然なステレオイメージで集音が可能になっている。

●小型ワイヤレスリモコン搭載により快適な録音操作と自由なセッティングを可能に
基本操作が可能な小型ワイヤレスリモコンを付属。録音や再生、入力レベル調整など、『POCKETRAK W24』本体から離れた場所でも操作可能。楽器演奏を録音する際、姿勢を崩すことなくスマートに操作できる。

●シーンメモリー、グラフィックイコライザー、ピークリミッターなど充実の録音機能を装備
『POCKETRAK W24』には、スタジオ、ライブ、アウトドアといった、さまざまなシーンに応じた録音設定を簡単に呼び出すことが可能な「シーンメモリー」機能を搭載。ユーザーエリアも備え、場面に応じたシーン設定にカスタマイズしておくことも可能。また、外部録音入力レベルを周波数帯域ごとに調整可能な5バンドグラフィックイコライザー、録音時に低周波数成分を自動で低減するプログラマブルADCハイパスフィルター(ローカットフィルター)機能など、音楽録音のノウハウを活かしたサウンドチューニング技術を導入。さらに、録音レベルメーターとピークランプを使ってきめ細やかな録音感度調整が可能なマニュアルレベル調整機能とオートレベルコントロール(ALC)、突然の過大入力を自動で調整し音の歪みを抑えて録音するピークリミッター機能など、音楽録音に対応した数々の便利な機能を搭載している。

●DAWソフトウェア『Cubase AI』を同梱し、快適なコンピューターとの連携を実現
スタインバーグ社製DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)ソフトウェア『Cubase AI』を同梱。ヤマハ製ハードウェアにカスタマイズされたバンドルソフトで、シンプルなインターフェースながらも、48トラックのステレオオーディオ、64トラックのMIDIに対応するなど、高機能を多彩に装備している。

<『POCKETRAK C24』主な特長>
●57gの超軽量設計とUSB端子に取り付けるクリップで様々な場所での活用が可能
『POCKETRAK C24』は、単四形アルカリ乾電池(1本)込みで約57gという超軽量設計を実現。本体内蔵のUSB端子に取り付けるユニークなクリップを同梱し、本体を譜面台やマイクスタンドに取り付けての手軽な録音が可能。

●最大24bit/96kHzリニアPCM対応、大口径ステレオマイクによる高音質録音
リニアPCM録音ではオーディオCDレベルを上回る高解像度の24bit/96kHzを実現。さらにCDレベルの16bit/44.1kHzまで8つのモードを搭載。また長時間録音に適した圧縮方式であるMP3形式にも対応。

●楽器のレッスンやバンド練習に便利な機能も充実
録音した音をその場でチェックするのに便利なスピーカーを背面に搭載し、ヘッドホンや再生機器を接続しなくても手軽に音の確認ができる。また、自然な音程のままで50%~200%のきめ細やかな再生速度コントロールが可能(MP3再生時)、特定区間を繰り返し再生するA-Bリピート機能や、聞き逃したところを少し(5秒/10秒/15秒)戻って再生するセンテンス再生機能など、多彩かつ快適な再生機能を搭載している。また、楽器のチューニングやボーカルのピッチを確認できるキャリブレーション機能内蔵のクロマチック・チューナー、録音時のガイドリズムとして利用できるメトロノームといった、楽器などの練習に便利な機能を搭載。録音だけでなく、ふだんの楽器練習をサポートする機能を1台にした、まさにオールインワン設計だ。

●DAWソフトウェア『Cubase AI』を同梱
スタインバーグ社製DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)ソフトウェア『Cubase AI』を同梱。ヤマハ製ハードウェアにカスタマイズされたバンドルソフトで、シンプルなインターフェースながらも、48トラックのステレオオーディオ、64トラックのMIDIに対応するなど、高機能を多彩に装備。


『POCKETRAK W24』オープンプライス、1月30日発売
『POCKETRAK C24』オープンプライス、1月30日発売

◆ヤマハ オフィシャルサイト
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