マライア、映画賞で酩酊スピーチ?

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ゴージャスなイメージの強い歌姫マライア・キャリー(Mariah Carey)が、地味な役どころに挑戦した米インディ映画"Precious"での演技をパームスプリングス国際映画祭で表彰された。しかしその授賞式でのマライアはなんと酔っ払ってスピーチを行ったという。

マライアは新人女優賞に値するBreakthrough Actress Performance賞を受賞。ところが5日に開催されたディナー形式の授賞式で壇上に上がったマライアはすっかり酔っておりろれつの回らない状態だった。ゆったりと壇上に上がったマライアは「まず……。ごめんなさい……。私、少し……」と言葉を出すのがやっとという感じで話はじめ、会場から「酔っ払った」と声がかかると、その方向を指差しながら「そうなの!」と明らかに酔った様子で答え、会場からは笑いが漏れた。マライアは「とても嬉しいわ。私のスピーチを聞いてくれた皆様に感謝。神のご加護を」とかろうじてスピーチを締めくくった。

続いて壇上に上がった俳優ショーン・ペン(Sean Penn)は「しらふでスピーチするつもりだ。面白くなくても許してください」とジョークを飛ばしている。ちなみにこの"Precious"は「両親から虐待を受けるティーンエイジャー」という衝撃的なテーマを描いたもので、今年のアカデミー賞候補とも噂されている作品。

関連して、今年3月で40歳を迎えるマライア・キャリーはインタビューなどで「私には記念日はあるけど誕生日はないの。だから若さの秘訣ばかり聞かれるのが本当に不思議なの」と本気で答えている模様。

◆マライア・キャリー Artist Info(notrax)
◆マライア・キャリー Artist Video(notrax)
text by notrax
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