カニエ・ウェスト、ブログで新年の意気込みを語る。

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ローリング・ストーン誌による00年代を代表するアーティスト(Artists of the Decade)の1人に選ばれるなど、各メディアからの評価が集まっているラッパー/プロデューサーのカニエ・ウエスト(Kanye West)が、4日、自身のブログで新年の意気込みを語った。

カニエは「まずデビュー以来6年間、変わらぬ愛で応援してくれたファンの皆に感謝したい」と感謝を述べた後、「スタジオで音楽制作を開始できてとても幸せだ。過去最高の音楽を届けるよ。ラッパー(の多く)がキャリアを重ねるほどそのクオリティが落ちるのが不思議だが、真の詩人は時と共に進化するものだ。文化的役割を持って、今起こっていることを書き留めることが我々現在のアーティストの責任だ。権力が歴史を書き換えようとしても、我々の作品で真実や誠意を知ることができるだろう。我々には独自の表現手段があり、すべてを妄信する必要はなくなった。この新しい10年は少しでも真実に近づこう。俺はラップでその方法を示すつもりだ(笑)」などとアルバム制作への意欲を高らかに表明している。

カニエ・ウェストは、今月31日にロサンゼルスで開催される第52回グラミー賞では、10部門のビヨンセ(Beyonce)、8部門のテイラー・スウィフトに続く6部門からのノミネートを受けているほか、Billboard誌による2000年代を代表するプロデューサーTop10ではネプチューンズ(the Neptunes)、ティンバランド(Timbarand)に続く3位に選出された。またインディを中心とした音楽/カルチャーを取り上げるサイトPitchforkでは09年トップミュージックビデオに、カニエが主演したスパイク・ジョーンズ(Spike Jonze)監督のショートフィルム"Once We were a Fairytale"などが選出されている。

◆カニエ・ウエスト Artist Info(notrax)
◆カニエ・ウエスト Artist Video(notrax)
text by notrax
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