禁断の“女子会”、木村カエラ主催<オンナク祭オトコク祭2009>大盛況

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再びどよめきが沸き起こった。

2番手に登場したのはテクノポップユニットのPerfume。テクノサウンドとレーザーが交錯する中、「I still love U」のパフォーマンスが始まると1700人が狂喜乱舞状態!ライブハウスをディスコフロアへと変貌させた。「女子にキャーキャー言われたかったのよ」とのっち。あ~ちゃんもかしゆかも黄色い声援に嬉しそう。「今日のテーマは“ラブラブ大作戦”」ということで、「love the world」「Dream Fighter」「チョコレイト・ディスコ」「puppy love」を披露したのだが、イントロからアウトロまで、シンクロ、ユニゾン、そしてお立ち台……と、目くるめく繰り広げられるPerfumeのパフォーマンスに女子たちは大興奮! 自由に踊りながら、熱くも黄色い「ディスコ!」の掛け声を送っていた。2010年1月13日に発売されるLIVE DVDで、その熱気をもう一度体感するのもアリかも。

3番手には女性から絶大な支持を受けるソウルシンガーのAIが登場。熱狂的なAIコールを受けながらダンスチューンの「I Wanna Know」をパワフルに聴かせ、フロアを熱く盛り上げる。女子力全開の異様な熱気にさすがのAIも「今日やばいね、マジやばい。こんなの見たことない。吸い取られそう」と“やばい”を連発。続けてアコギとキーボードのみで名曲「Believe」と「Story」を力強く届けたあと、ヒューマンビートボックス+DJのバトル+AIの高速ラップが絡み合う「WATCH OUT! Feat.AFRA」、ビートボックスに乗せたマイケル・ジャクソンの「Beat It」を、多彩なゲストとともに最高にスリリングかつ圧巻のパフォーマンス。ラストは名曲「YOU ARE MY STAR」で、“NEVER GIVE UP”のメッセージを強く放ちながら圧倒的なオーラと歌声でフロアを支配。「オンナク祭、間違いない! Love You♪」と去っていったのだが、AIのパフォーマンスも相当やばいものだった。

そしてトリには興奮と熱気が混じった黄色い大声援の中、木村カエラが登場! 「L.drunk」「マスタッシュ」「TREE CLIMBERS」と重厚なロックチューンを連発して女子をガンガン煽っていく。凄まじいパワーを放出する女子たちに「さすが女子、やばいよね。みんな肌がトゥルットゥルよ?」と嬉しそう。最新アルバム『HOCUS POCUS』に収録されたカラフルなポップナンバー「Phone」と名ミディアム「Butterfly」を披露し、可愛い♪ラララ~の大合唱が起こった。「こっからはアガってくからさ、アガっちゃって♪」と後半は「BEAT」「Yellow」「Magic Music」という怒涛のアゲアゲ・ロックチューンで会場をタテに揺らす、最高潮の盛り上がり! さらにアンコールでは未発表の新曲「You bet!!」も初披露(かっこいい!)、オーラスにはレーザーが飛び交う中でのハイブリッドなダンスチューン「BANZAI」で大熱狂。「みんなカワイコちゃんだから気をつけて帰ってね」と投げKISSして狂乱の“女子会”を締め括った。

帰りにはカエラからのXmasプレゼントも配られ、受け取って会場を出る女子たちの肌は確かにトゥルットゥル。この一夜で女性ホルモンが活性化!? 2009年のオンナク祭も濃密な夜となったことは間違いない。この日の模様は2月に、スペースシャワーTVにてオンエアされる予定なので、ぜひチェックを!

文●高橋公子
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