話題のピアニスト小林愛実14歳、遂にデビュー

ポスト
今、YouTubeで最も多く視聴されている日本人ピアニストは、14歳の小林愛実(こばやし・あいみ)だという。

◆話題のピアニスト小林愛実14歳、遂にデビュー ~写真編~

モーツァルトのピアノ協奏曲第26番を演奏している映像は1,138,761ビュー(2009年11月20日現在)に及ぶ。YouTubeには多くのピアニストの映像がアップされているが、多くが1万から10万ビュー前後、著名なプロ・ピアニストにおいても多くて50~60万であるところで、その映像はヨーロッパ/ロシア/アメリカ/オーストラリア/中国/日本と世界中で広く視聴されているという。そしてその映像はYouTubeにおいて「話題の映像」「評価の高い映像」という2つの栄誉を与えられたお墨付きだ。

YouTubeには小林愛実が4歳の時の演奏映像もあり、その年齢にして既に風格すら感じる堂々たる演奏に多くの絶賛コメントが寄せられている。数々の演奏映像の総PV数を合計すると400万回にものぼるという彼女をメジャーレーベルが放っておくわけもなく、EMI CLASSICSがこのほどこのリトル・ピアニスト小林愛実と契約、2010年2月に『小林愛実デビュー!』でCDデビューが発表された。

そのお披露目コンサートが12月14日、日本の名門サントリー・ホールで行なわれることが決定している。主に関係者に向けたコンサートだが、EMIミュージック・ジャパンでは、特別に抽選で20組40名の無料招待を受け付けている。応募詳細はEMIミュージック・ジャパンの公式サイト(http://emij.jp/aimi/)まで。締切りは11月30日正午となっている。

小林愛実は、11月韓国で開催された<ショパン国際ピアノコンクールin Asia>のジュニア部門でも1位を獲得。これは彼女にとっては2度目の受賞だ。その他、日本においても、数々のコンクール最年少記録を塗り替えてきた。ニューヨークのカーネギー・ホールでも既に3回演奏している小林愛実だが、その演奏は、世界的ピアニストのマルタ・アルゲリッチやエフゲニー・キーシンも絶賛しているという。

若年層のピアニストが脚光を浴びている中、またひとり、未来の音楽界を牽引していくであろう楽しみな実力派リトル・ピアニストが現れたことになる。

『小林愛実デビュー!』(CD+DVD)
2009年2月10日発売予定
CD収録曲
・J.S. バッハ:パルティータ第2番よりシンフォニア
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調作品53「ワルトシュタイン」
・ショパン:スケルツォ第1番/スケルツォ第2番/ノクターン第20番
2008年6月16日~18日 N.Y. Merkin Hallにて録音

<小林愛実 日本デビュー プレミア・コンサート>
2009年12月14日(月)
18:30開場/19:00開演(20時終了予定)
@サントリーホール TEL:03-3505-1001
東京都港区赤坂1-13-1 http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/information/access.html
演奏予定曲目:ショパン:スケルツォ第1番、ベートーヴェン:ピアノソナタ第21番「ワルトシュタイン」他
指定1,500円
[問]東音企画 03-3944-1581
※このコンサートに抽選で20組40名様をご招待。応募詳細はhttp://emij.jp/aimi/
応募締切り:11月30日正午
◆小林愛実オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報