YAMAHA、iPod対応コンパクト・ステレオコンポMCR-040特集
MCR-040 iPod対応コンパクト・ステレオコンポが 10色のカラーバリエーションで登場特集
ダウンロード曲も高音質&豊かな低音で楽しめる
迫力の重低音で全ジャンルに対応 接続はドックに置くだけ&充電も可能
MCR-040とiPodの接続は非常にカンタン、上面のドックに置くだけ。これでiPodの再生音がMCR-040本体に流れ、さらに付属のリモコンでの操作ができるようになる。さっそく再生してみると、とても気持ちのいい音が聴ける。さまざまなジャンルの楽曲試聴したインプレッションはこんな感じだ。
J-POP
阿部真央「貴方の恋人になりたいのです」イントロのアコースティックギターのカッティングが、まさに目の前で鳴っているような臨場感。続いて入ってくるボーカルの一瞬の息継ぎ、伸びやかな高音がとても気持ちよく聴ける。ドラム、ベースの低音の迫力で3ピースのシンプルなバンドサウンドも充実。カップリング曲のザクっとしたエレキギターの音も気持ちいい。ダンス系
capsule「JUMPER(Live mix) - FLASH BEST」ダンスミュージックは低音がキモ。MCR-040で聴くキックやシンセベースのサウンドは「気持ちイイ」のひとこと。 低音が床を伝わってずんずん響いてきて、まさに体全体で音を感じられる。テクノ特有の時折挿入される耳障りな音も丸くならず、ちゃんと聞かせてくれるのも好印象。ジャズ~ピアノソロ
上原ひろみ『Place To Be』バンドものや打ち込みとはうって変わって楽器の少ない楽曲だが、たんにしっとりと聴かせるだけでないのがMCR-040のおもしろさ。ピアノが弦楽器だということを改めて認識させてくれる音の存在感にグッとくる。弦の音の伸びに加え、音のアタック(立ち上がりの部分)の粒がしっかり表現されているからか。ロック
Acid Black Cherry『Mother - Q.E.D.』ハードなギターサウンドに繊細なアコースティックギター、シンフォニックなストリングスまで入り緻密に構築された楽曲。それぞれの楽器の位置や輪郭がはっきりと聞こえてくるのがわかるのがうれしい。iPodではわからなかった、重層的なコーラスワークにも耳が奪われた。クラシック
サイモン・ラトル『ブラームス:交響曲全集』オーケストラの音も低音が充実するとまったく印象の異なるものになる。低域を担うコントラバスや、ティンパニのロールの存在感が増す。それが中高音部をより引き立たせ、立体的なアンサンブルを聞かせる。高音の伸びはもうひとつの印象もあるが、この価格帯では十分。iPodでは味わえない体験、魅力の低音
試聴後の全体的な印象はやはり低音の充実ぶりに傾くが、普段ヘッドフォンでのリスニングとの違いも興味深かった。スピーカーで聴く音は目の前に演奏が繰り広げられているような、より自然な聞こえ方。長時間でもつかれず、リラックスして聴ける。
iPodのドック端子はイヤフォン用出力とは異なりiPod内蔵のボリュームコントロール回路を通らないため、より高音質の音声信号が得られる。もちろん、MCR-040のアンプはサイズの制約があるiPodとは比較にならない音質だ。よって、MCR-040で聴く音楽はふだんヘッドフォンで聴いているよりも「格段にいい音」なのは当然というわけ。
さらに違いが感じられるのが、インプレッションで何度も出てきた重低音だ。魅力の重低音を実現しているのが、スピーカーキャビネット内における空気の振動を最大限に利用するヤマハの独自技術「Advanced YST Technology」。これにより体にずんずん響いてくる重低音が楽しめる。そして、キャビネットの不要な振動を抑制するVCCSテクノロジーも投入されている。MCR-040の重低音の魅力はその音を聴いてみればすぐにわかるはず。ぜひ、試聴してほしい。
いつでも生活に音楽を
iPodをMCR-040のドックに装着するだけで充電ができる。ケーブルをつなぐという面倒からはもうサヨナラだ。外出時はiPodを取り外して持ち出す。このときにいつでもバッテリは満タン。いつでもスタンバイOKな環境が手に入るのがMCR-040だ。そして、快適な朝を迎えるのにも一役買ってくれる。
MCR-040にはめざまし機能が用意されている。再生ソースはiPod以外にラジオやUSBメモリ、CDなども指定可能だ。
音楽を聴きながら心地よい眠りに入りたいという要望には「おやすみタイマー」が応えてくれる。電源OFF時間は、30/60/90/120分後から選択可能だ。また、眠る際に前面パネルのLED表示がまぶしいというときには輝度を落とす「ディマー」機能の気遣いがありがたい。
[PR] 掲載期間:2009/11/20~2009/12/03
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