[2009楽器フェア速報]Diezelの新製品Schmidtを発見

ポスト
Diezelのブースのど真ん中に、見たことのないモデルを発見。先のNAMMで発表されていたSchmidt(シュミット)だ。

EL34を2本搭載したアンプだが、一番の特徴はクラスA駆動という点。ハーバードを筆頭に激クリーンもさることながら、ウルトラゲインと超絶低音を軽々とたたき出すアンプとして世界中で高い評価を受けるディーゼルのアンプだが、この4男坊のシュミットは、いわゆるクラシック・ロック/オールドスクールなサウンドをテーマにしたアンプ。3ch構成だが、最も歪む3チャンネルでゲインをフルにしたときのサウンドは、十分にハイゲインながら粒立ちもきれいで非常に心地よいロックトーンをたたき出していた。

ウルトラゲインは要らないけれど、高品質で抜けのよい十分な歪みが欲しいという人には、最高のアイテムになりそう。

なお、このアンプのすごい点は付属フットスイッチの接続ケーブルが、なんと通常のギターシールドを使用しているところ。5つのフットスイッチを制御するのに、モノラルケーブル一本でOKだなんて、どういうこと?凄すぎる。ちなみに、SchmidtにはMIDI機能も未搭載というところに、他モデルとの根本的な設計思想の違いが見え隠れしている。
この記事をポスト

この記事の関連情報