Acid Black Cherry、喉の手術のため活動一時休止を発表

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Acid Black Cherryが喉の手術を行なうため、活動を一時休止することをオフィシャルサイトで突如発表した。

◆画像でみる Acid Black Cherryデビューからの歩み

11月2日、8月にリリースした2ndアルバム『Q.E.D.』を引っさげた全国ツアーのファイナル公演を日本武道館で行なったAcid Black Cherry。当日は、荘厳な演出の中、『Q.E.D.』収録曲あり、前作『BLACK LIST』収録曲あり、そしてデビュー曲「SPELL MAGIC」ありと、日本武道館という空間を完全なるAcid Black Cherryの作品世界に染め上げた。オーディエンスの多くは気づかなかったことだろうが、実はこの公演の時、yasuの喉は本調子ではなかった。いや、全国ツアー前にすでにyasuの喉には異変が起きていたのだ。

実は全国ツアー<Acid Black Cherry 2009 tour “Q.E.D.”>直前のリハーサルで喉の不調を訴えていたyasu。検査をしたところ、「声帯のう胞」が発見されていた。さらに自然治癒は難しく、完治させるためには手術が必要との診断が下されていたが、本人も含めて協議をし、yasu本人の強い意志のもと、今回の全国ツアーは予定通り行なってきた。

そして先日、無事に全国ツアーは終了。再度yasu本人と協議した結果、これ以上症状が悪化しないよう「声帯のう胞」完治のための手術を行ない、当面の間、療養することをyasuは決断。治療に専念するために活動を一時休止することとなった。なお、一時休止にともない、12月24日に行なう予定であった大阪城ホールでのライヴも中止されることが同時に発表された。

喉の不調を感じさせないまま、全国15公演のツアーを完璧にやり遂げたyasu。11月2日の武道館ファイナル公演では、ヒット曲「眠り姫」や「優しい嘘」といったハイトーンを酷使する楽曲で透き通るような歌声を聴かせてくれただけでなく、センターステージを囲むように埋め尽くしたファンの熱い声援に応え、ダブルアンコールまで歌いきり、オーディエンスに深い感動を与えてくれた。

もちろんAcid Black Cherryは、喉が回復したら活動を再開するとのこと。今はただ、治療に専念して万全の状態で再び我々に作品と歌声を届けてほしいと願うばかりだ。

◆Acid Black Cherry オフィシャルサイト
◆Acid Black Cherry コメント映像
◆“罪深い人間が人間を裁いていいのか?…”『Q.E.D.』制作過程に迫るAcid Black Cherry特集
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