小林香織ドラム・クリニックで真矢がヨン様に!?

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10月25日、秋葉原LaOX MUSICVOXにて女性ドラマー小林香織の教則DVD発売記念イベント<ゼッタイ叩ける!ドラム・クリニック>が開催された。当日は台風の影響により、朝から雨だったにも関わらず、80人ほどの参加者が集まった。驚きなのは女性がとても多いこと! 近頃、女性ドラマーが増えていると言われているが、女性だからこそ女性に教えてほしい、という現れなのかもしれない。

◆イベント・レポ(2009.10.25日@秋葉原LaOX MUSICVOX)

小林香織は颯爽と登場すると同時にいきなりドラム・ソロを披露。会場は盛り上がるというよりあまりの凄まじさに呆気に取られていた。

今回は初心者のためのドラム・クリニックということで、話の中心はセッティングと8ビートについて。8ビートはあらゆる音楽に使われるドラムの必須科目。一番最初に学ぶべき基礎でもあり、最も極めるのが難しい最大の壁でもある。参加者に実際にドラムに座ってもらい、手取り足取り個人レッスンをした。

一通りレッスンが終わったところで「冬のソナタ」のテーマが…。ヨン様に扮したスペシャル・ゲスト真矢が傘を差して登場!なぜ?

真矢と小林香織のクロス・トークがスタート。もともと真矢に憧れていたという小林香織。

「女性ドラマーは力任せに叩こうとしないから、男性よりもリズムが安定する」、「女性は筋力では男性に及ばなくても、ドラムは力で叩く楽器ではないので、いくらでもパワフルに叩くことができるとのことです。ドラムはもしかして男性より女性に向いた楽器なのかも」と真矢が独自の持論を展開。

その後、今回のハイライトとなるドラム・セッションへ突入。アイコンタクトをとりながら怒涛の掛け合いがスタート。瞬時にマレットに持ち替えてのフィルを披露するなど、ドラム・ソロの中にも音色の違いによる展開を作る。

イベント終了後はサイン会が行われた。

男女問わず、様々な年齢の参加がいたのが印象的。ドラムは子供でも女性でも、パワフルに、アグレッシブに叩くことができることを、2人が証明してくれた。そして何よりも、ドラムを叩くことが楽しくてカッコいい、改めてそう感じるイベントだった。
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