大貫妙子、長年のアコースティックライヴを収束?

ポスト
大貫妙子が、これまで活動してきたアコースティック・コンサートにひと区切りをつけるという。11月のコンサートが彼女の歌声のピュアな魅力をアコースティックで堪能できるラストチャンスになりそうだ。

山下達郎らと結成したシュガー・ベイブを1976年に解散後、ソロとして活動を開始。坂本龍一や小林武史をプロデューサーに迎え、シンガー&ソングライターとして活動を続けるなかで独自のヨーロッパ・テイストを確立。1987年にはクラシックの殿堂、サントリーホールでポップスのアーティストとして初めてステージに立った。それ以来、22年間毎年開催してきたのが<Pure Acousticコンサート>なのだ。

ここ7年は、バンドメンバーも固定しすばらしいアンサンブルで演奏活動を行なってきたが、メンバーの移住や2010年の活動予定などから、ここで一旦区切りをつけることという。メンバーは、フェビアン・レザ・パネ(ピアノ)、吉野弘志(ベース)、林立夫(ドラムス)、ASKAストリングスというおなじみの顔ぶれに加え小倉博和(ギター)も参加という極上のアンサンブル。

ギタリストの小倉博和を迎えることで、春のPanasonic VIERAのCMで流れた「snow」を含むバラエティに富んだ選曲が予定されているという。このメンバーでは最後となるかもしれない今回の公演、日本のポップス史に残る聴きのがせないコンサートになることは間違いない。

2009年11月1日(日)18:00
 東京JCBホール
2009年11月4日(水)19:00
 大阪サンケイホールブリーゼ
料金:全席指定7000円(税込)
◆チケット詳細&購入ページ
この記事をポスト

この記事の関連情報