レコードなどを手軽にデジタル化「Sound Blaster Easy Record」

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クリエイティブメディアは、レコードやカセットテープなどを手軽にデジタル化して、デジタルオーディオプレーヤーやCDで楽しめるUSBオーディオインターフェイスのエントリーモデル「Sound Blaster Easy Record」をリリースする。「iTunes ライブラリーに自動登録」「自動分割」「ノイズ除去」などの機能を搭載した録音ソフトウェアが付属するので、誰でもカンタンに思い出の音楽をデジタル化できるパッケージになっている。

「Sound Blaster Easy Record」はケーブル一体型のコンパクトなUSB接続オーディオインターフェイスだ。パソコンからのノイズの影響を受けず高音質の録音が可能なほか、USBからの給電が可能なので外部電源アダプターが不要といったメリットがある。ケーブル長はUSB端子側が約60cm、オーディオ入出力端子側が約30cmと余裕のある設計で、デスクトップパソコンでもノートパソコンでも接続可能なのも便利だ。

コネクタはこだわりの金メッキを採用。入出力端子はAV機器でよく使われるRCA端子に加えて、ポータブルオーディオ機器と接続できる3.5mmミニステレオ端子の2種類の入力を搭載するのも便利だ。また、3.5mmミニステレオ端子には使用しない時のノイズを防ぐ保護キャップも付属している。さらに録音時に入力しているサウンドを確認できるヘッドホン出力端子も搭載。当然、録音時だけでなく通常の音楽鑑賞や映画鑑賞にも利用可能だ。

レコードやカセットテープのデジタル化はいつかはやってみたいと思っても、ファイルの分割やノイズの除去といった作業が面倒に感じて躊躇している人も多いだろう。「Sound Blaster Easy Record」ではそうした面倒を解決してくれるソフトウェアが付属しているので、最小限の手間でアナログソースのデジタル化が可能だ。

付属ソフトウェア「Creative Smart Recorder」はわかりやすいウィザード形式で簡単に「録音」や「トラック分割」、「ノイズ除去」などができるようになっている。直感的に設定が可能なユーザーインターフェイスなので初心者でも迷うことはないだろう。

また、AppleのiTunesユーザーにうれしいライブラリー自動登録機能も搭載する。初期設定状態で録音した音楽ファイルを自動的にiTunesライブラリーへ登録(MP3形式/WAVE形式の場合)、録音した音楽ファイルをすぐにiPodへ転送して楽しめるようになっている。

当然ながら、クリエイティブのデジタルオーディオプレーヤー「ZEN」シリーズへのフォローも万全だ。音楽ファイルの再生・管理などが行える統合ソフトウェアCreative Media Sourceが付属。Creative MediaSourceやWindows Media Playerの自動登録機能を利用すれば、録音したデータをライブラリーに登録が可能。ZENや他のデジタルオーディオプレーヤーに転送して、すぐに楽しむことができる。

さらに細かな編集がしたいという向きには、簡易エディター「Creative WaveStudio」がフリーダウンロードで用意される。音楽ファイル(WAVE形式)の波形を見ながらカット、コピー、ペーストといった基本的な編集機能や、フェードイン/フェードアウト処理や波形反転、エコーといったサウンドを加工するさまざまなエフェクト類で効果を付加できる機能が搭載されている。

最新環境への対応も不安はない。Windows XP、Windows Vistaはもちろん、Windows 7にも対応済みなので、これから発売される最新パソコンでも安心して利用できるだろう。


◆Sound Blaster Easy Record
価格:オープンプライス(クリエイティブストア価格3,480円)
発売日:10月上旬

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