エルトン・ジョン、養子縁組を却下される

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ウクライナの孤児院を訪問中に出会った14ヶ月の男の子を養子に迎えたいと話していたエルトン・ジョンだが、ウクライナ政府は「不可能」との見解を示した。エルトンは2005年、英国で長年のボーイ・フレンドだったデヴィッド・ファーニッシュと「同性市民パートナー法」に基づき“結婚”しているものの、ウクライナではそれは結婚と認められていないのと、エルトンの62歳という年齢が問題だそうだ。

ウクライナのパヴレンコ大臣は、「法律は誰に対しても平等です。大統領であろうとも、大臣であろうとも、エルトン・ジョンであろうとも」とAP通信に話したという。「未婚の外国籍の人は、養子を迎える権利はありません。そして、養子縁組をする親と子供の年齢差は45歳以下でなくてはなりません」

週末、ウクライナで開かれた記者会見でエルトンは、孤児院で出会った赤ちゃんに心を奪われ養子に迎えたいと考えるようになったと話していた。「デヴィッドと僕はいつも養子について話してきた。デヴィッドは養子を迎えたがっていたけど、いつも僕が“ノー”と言ってたんだ。だって、僕は62だからね。それに僕のライフ・スタイルを考えると、子供にフェアじゃないって思ったんだ。でも今日、あの子を見て養子にしたいって思ったよ」「今日、心変わりした」

英国では、ゲイ・カップルや未婚の人が養子を迎えのは可能。通常より手続きが大変なようだが、法律で認められている。

Ako Suzuki, London
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