J・スクワイア、アートでS・ローゼズの再結成を否定した意図を語る

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元ストーン・ローゼズのギタリスト、ジョン・スクワイアは、ストーン・ローゼズの再結成どころか、現在は音楽そのものに興味がなくなっているようだ。アート作品にてバンド再結成の意志がないことを表明したスクワイアだが、再結成の噂にかなり苛立っていたという。

彼はBBCにこう話している。「噂が大きくなればなるほど、フラストレーションが溜まっていった。本当かどうなのかって電話がなりっ放しだった。カミサンのとこまで電話がかかってくるし、従兄弟の子供たちにはチケットを頼まれた。それを静めなきゃならなかった。(アート作品で否定するのは)斬新な方法だって思ったんだ。効果的だってね」

スクワイアは2004年に、画家エドワード・ホッパーにインスパイアされ制作したアルバム『Marshall's House』をリリースして以降、目立った音楽活動をしていない。意図的ではないが、これが音楽からアートへ移行するターニング・ポイントになったという。「(このアルバムで)最後にしようって思ってたわけじゃない。でも振り返ってみると、ターニング・ポイントだったかもしれない。1つのことを止めて別のことを始めようって決めたわけじゃない。自然に起こったんだ。絵がより重要で、興味深くなった」

近い将来、音楽へ戻ることはあり得るかとの質問に、スクワイアは簡潔に「ノー」とだけ答えた。

現在、UK/オールダムで開かれているスクワイアの個展は11月に日本に上陸。Tokyo Hipster Clubで公開される。

Ako Suzuki, London
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