BLACK VELVET、ジャケットには“Love”と“death”

80'sのハードロックやL.Aメタル、90'sグランジなどのオルタナティブ・ロックを融合させた強く激しいヴォーカル・スタイルが特徴のBLACK VELVET。2009年3月に発売された1stシングル「I still…」でデビューから半年、早くも1stアルバムが完成間近との情報が入ってきた。打ち込みが多い昨今、生音にこだわりを持つ彼等ならではサウンドを示してくれるに違いない。

2009年7月23日に発売となる1stアルバムのタイトルは『Love or death』。そのジャケットが到着した。

◆BLACK VELVET、ジャケットには“Love”と“death” ～写真編～

実はこのイラスト、BLACK VELVETのDJ／Gt、taddによるもの。作詞からアートまで、ブラベル随一マルチな才能を発揮しているtaddが、アルバム名からインスピレーションを得て描き起こした渾身の1枚という。

◆「I still…」PV
◆「Drive me crazy」PV

教会のシスターのようなローブをまとった、聖母マリアを彷彿とさせるシルエット。だがそこに映るのは死神のようなスカルボディ。Love（愛）とdeath（死）が融合したアルバムを象徴するイラストになっている。ガンズ、ニルヴァーナ、メタリカといった80～90年代の洋楽系ロックバンドのジャケットには、イラストを用いたこういったテイストの物も多く見かけたものだ。

いまでこそCGを多用したスタイリッシュなビジュアルのジャケットも多い中、あえてその時代のテイストを持ちその匂いを振りまくあたり、自らのアイデンティティとロック感に対する熱がストレートに伝わってくる。このジャケットを手にした時点で、近年味わうことの少なくなった往年の刺激をもたらしてくれるかもしれない。

彼らが作る音楽は、正にそのときの純粋な気持ちが作り上げるロックへの愛にほかならない。中学、高校生の時に洋楽に熱くなっていた30代、40代のロック・オーディエンスの皆さん、いかがだろうか。

現在、アルバム収録曲「Velvet sky」を着うた（R）が先行配信中となっている。

◆BLACK VELVET オフィシャル・サイト