ストーン・ローゼズ「リユニオンはない」アートがオークションに

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この春、ストーン・ローゼズの再結成ツアーが決定したとの報道が流れた直後、元バンド・メンバーのジョン・スクワイア(G)が発表した、バンドを再結成する意志はないと記したアート作品がオークションにかけられることになった。

『Statement』と題されたこの作品には、「I HAVE NO DESIRE WHATSOEVER TO DESECRATE THE GRAVE OF SEMINAL MANCHESTER POP GROUP THE STONE ROSES(何があっても、偉大なマンチェスターのポップ・グループ、ストーン・ローゼズの墓の神聖を汚す気はない)」と記されている。

偶然なのか、最近、元バンド・メイトのマニ(B)がストーン・ローゼズとこの作品についてコメントを発していた。BBC 6ミュージックの番組に出演したマニは、スクワイアの作品について訊かれ、冗談交じりにこう話していた。「見てない。話はいろいろ聞いてるよ。残念ながら、忙しくてね。ジョンはアートを売るために利用したんだろ? 彼のアートより音楽のほうに興味持ってる奴が多いからな」

メンバー4人の中でローゼズのリユニオンに最も乗り気だと思われるマニは先日、大金を積まれれば再結成もあり得ると発言。なかなか首を縦にふらないスクワイアにちょっとしたいらだちを覚えているのかもしれない。

スクワイアの作品が“とどめ”となったかとの問いには「もし彼がとどめを刺したいってんなら、それは彼の問題で、俺には何の関係もない」と答えている。

『Statement』は7月1日、名門オークション・ハウスChristie'sに出品される。

Ako Suzuki, London
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