高橋真梨子、“オトコ歌”カヴァーがオリコン初登場7位

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5月20日に発売された高橋真梨子のカヴァー・アルバム『No Reason~オトコゴコロ~』が、オリコンアルバムチャート初登場7位を獲得することがわかった。

1989年に自身初となるカヴァー・アルバム『紗』、90年に『紗II』を発表して以来、19年ぶりのカヴァー作品となる今作は、2008年にレコード・デビュー35周年という節目を迎えた高橋真梨子が、「改めて『歌の力』というものを見直してみよう。隠れた名曲を探して『歌い手:高橋真梨子』に徹してみよう」と考えて制作された作品。

世知辛い時代を歩んできた男たちの“オトコゴコロ”を表現・追及していくと同時に、そんな“オトコゴコロ”を女性たちにも聞いてほしいということから、歌詞の美しさにこだわり、“女心が桃色なら、男心は何色だろう。”というキャッチ・コピーのもと、安全地帯、坂本九、沢田研二、加山雄三、井上陽水などの昭和歌謡から、スピッツ、SUPER BUTTER DOG、コブクロといったJ-POPまで、男性アーティストによる“オトコ歌”11曲を自らセレクトした。

『No Reason~オトコゴコロ~』というアルバムタイトルは、彼女の歌、名曲、男心に理由はいらないという意味合いから付けられている。

今作を引っさげ、5月24日より全国ツアー<MARIKO TAKAHASHI concert vol.33 2009 No Reason>をスタートさせた高橋は、「19年ぶりにカヴァー・アルバム出しました。『紗』を出した時は先取りし過ぎたんですよね。早過ぎました…」「「サヨナラCOLOR」はす~ごく若い人の曲だけど、名曲。知ってる人いないですよね? 私たち世代じゃね」と話し、「緊張気味で間違えたりするかも知れない」と笑いをとりつつも、様々な世代の“オトコ歌”のカヴァーを聞かせた。

ツアー初日の会場となった川口リリア・メインホールでは、コンサートを見終えた観客がCD即売会場に詰めかけ、観客2,000人のうち、4人に1人が『No Reason~オトコゴコロ~』を購入したことになる500枚を超える売り上げを記録した。

ツアーは11月まで続き、全国50公演行なわれる。1979年よりソロ公演をスタートした高橋真梨子は、毎年欠かさず全国ツアーを行ない、今回のツアーで累計2,350回公演超え、総動員数585万人超えを記録する。

カヴァー・アルバム『No Reason ~オトコゴコロ~』
【2009年のみの期間限定商品】(CD+DVD)VIZL-337 ¥3,300(tax in)
【通常盤】(CD)VICL-63338 ¥3,000(tax in)
2009年5月20日発売
※いずれも12曲収録(11曲+ボーナストラック1曲)
[収録曲]
1.ワインレッドの心 (安全地帯)1983
2.見上げてごらん夜の星を (坂本九)1963
3.ロビンソン (スピッツ)1995
4.Everlasting Love (Skoop On Somebody)1998
5.あいつ (旗輝夫)1957
6.勝手にしやがれ (沢田研二)1977
7.サヨナラCOLOR (SUPER BUTTER DOG)2005
8.君といつまでも (加山雄三)1965
9.桜 (コブクロ)2005
10.恋心 L'AMOUR C'EST POUR RIEN (菅原洋一)1965
11.結詞 (井上陽水)1992
ボーナストラック
12.星の流れに (菊地章子)1947-mariko takahashi concert tour 2008Swing Heartより

◆高橋真梨子オフィシャルサイト
◆iTunes Store 高橋真梨子(※iTunesが開きます)
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