MXPX来日ツアー、ガソリン満タンで絶好調
デビューから15年、パンク・ロック一筋に進んできたMXPXのアジア・ツアーが、5月20日(水)上海Dream Factory、5月22日(金)北京MAO Livehouseでスタート、イベント形式のライヴながら中国のパンク・キッズのリアクションに強い手応えを感じたらしい。
そのまま一堂は5月23日(土)に日本へ到着。
既に10数回目の来日となるMXPXは、「日本へ来るとほっとする」(ユーリ・ルーリー/Dr)とコメント、MXPX自身も楽しみにしていたというジャパン・ツアーは、5月24(日)横浜BAY HALLから開始だ。
あいにくの雨ながら、続々集結したハマのパンク・キッズをオープニング・アクトSTUDSが温め、19時前、巨大ロゴをバックにいよいよ3人がステージに登場。オープニングの「トゥモローズ・アナザー・デイ」「ドゥーイング・タイム」から、相変わらず瞬発力抜群のパフォーマンスでファンを煽っていく。数曲挟み、最新スタジオ・アルバム『シークレット・ウェポン』からのアルバム・タイトル・トラック「シークレット・ウェポン」を叩きつける。
最新カヴァー・アルバム『オン・ザ・カヴァーII』からキム・ワイルドのカヴァー「キッズ・イン・アメリカ」、そして再び『シークレット・ウェポン』から「コンテンション」と続き、ライヴ前半の山場を作った。
突っ走るだけのステージではなく、ファンとのコミュニケーション、コール&レスポンスも大切にする彼ら。「俺の父親は昔横浜にいたことがあったんだよね。それに故郷のブレマートンは船の修理が大きな産業になっている。横浜からきた船も修理してるよ。だから横浜には特別な想いがあるんだ」(マイク・ヘレーラ/Vo、B)とファンに語りかける。そして「ニュー・カヴァー・アルバム『オン・ザ・カヴァーII』から、これは君達への曲だ」とのMCから、トム・ウィスニウスキー(G、Vo)があのイントロを一発。その一瞬でオーディエンスの大歓声が沸き起こった。そう、今回のステージのハイライトのひとつ「リンダ リンダ」だ。
レコーディング時に、自主的に「日本のファンのために日本語で歌いたい」と耳コピーしローマ字で歌詞を書き出し、わずか1日でマスターしたという耳の良いマイクだが、日本での初披露で少し緊張したのか出だしの日本語歌詞に時折つまって笑顔を見せながらも、ファンのシンガロングにリードされて綺麗な発音で歌い上げる。英語ヴァージョンを演奏したが、英語ヴァージョンも歌い出しは日本語なのでマイクにはチャレンジなもの。当然のように<♪リンダ リンダ~>のサビでは大合唱となり、彼らのチャレンジは大いに報われた。
一転、『シークレット・ウェポン』からの2ndシングル「シャット・イット・ダウン」を切れ味鋭くプレイ、車のCMで大ヒットした「ブロークン・ボーンズ」そして「チック・マグネット」でステージ・ダイヴの嵐を巻き起こしてステージを去った。
もちろんこれで終わるはずもなく、ファンの鳴り止まぬ手拍子と歓声でアンコールがスタート。トムがザ・クラッシュのカヴァー「ステイ・オア・ゴー」(『オン・ザ・カヴァーII』収録)でマイクに勝るとも劣らぬヴォーカルを披露。代表曲の「レスポンシビリティ」、そしてMXPXとファンのアンセム「パンク・ローク・ショウ」でBAY HALLの全員がひとつになり、20曲約1時間の熱いステージを締め括った。
◆MXPX来日ツアー、ガソリン満タンで絶好調 ~写真編~
ライヴ後は、「日本に来たらいつも食べる」(トム)と楽しみにしていた“ラーメン+餃子+ビール”を2日続けて堪能し、パワーを充填した3人。変わらぬパンク・スピリットが爆発するステージをぜひ目撃していただきたい。
<MXPXジャパン・ツアー>
2009年5月24日(日)@横浜 BAY HALL
※オープニング・アクト: STUDS
・Tomorrow
・doing time
・wonder
・PARTY
・OK,OK
・##
・SOUTHBOUND
・SECRET
・KIDS
・CONTENTION
・HEART THAT
・MY LIFE
・LINDA LINDA
・SHUT IT DOWN
・NEXT BIG
・BROKEN
・CHICK
・SHOULD I
・RESPONSIBILTY
・PRS
ツアーは残すところあと3本だ。
2009年5月26日(火)大阪 心斎橋CLUB QUATTRO
Opening Act: FOUR GET ME A KNOTS
Open18:00/Start19:00/\6,000(税込/オールスタンディング/1ドリンク付)
[問]心斎橋クラブクアトロ Tel: 06-6281-8181
2009年5月27日(水)名古屋 名古屋CLUB QUATTRO
Opening Act: FOUR GET ME A KNOTS
Open18:00/Start19:00/\6,000(税込/オールスタンディング/1ドリンク付)
[問]名古屋クラブクアトロ Tel: 052-264-8211
2009年5月28日(木)東京 LIQUIDROOM
Opening Act: SECRET 7 LINE
Open18:00/Start19:00/\6,000(税込/オールスタンディング/別途1ドリンク代)
[問]クリエイティブマン Tel: 03-3462-6969
そのまま一堂は5月23日(土)に日本へ到着。
既に10数回目の来日となるMXPXは、「日本へ来るとほっとする」(ユーリ・ルーリー/Dr)とコメント、MXPX自身も楽しみにしていたというジャパン・ツアーは、5月24(日)横浜BAY HALLから開始だ。
あいにくの雨ながら、続々集結したハマのパンク・キッズをオープニング・アクトSTUDSが温め、19時前、巨大ロゴをバックにいよいよ3人がステージに登場。オープニングの「トゥモローズ・アナザー・デイ」「ドゥーイング・タイム」から、相変わらず瞬発力抜群のパフォーマンスでファンを煽っていく。数曲挟み、最新スタジオ・アルバム『シークレット・ウェポン』からのアルバム・タイトル・トラック「シークレット・ウェポン」を叩きつける。
最新カヴァー・アルバム『オン・ザ・カヴァーII』からキム・ワイルドのカヴァー「キッズ・イン・アメリカ」、そして再び『シークレット・ウェポン』から「コンテンション」と続き、ライヴ前半の山場を作った。
突っ走るだけのステージではなく、ファンとのコミュニケーション、コール&レスポンスも大切にする彼ら。「俺の父親は昔横浜にいたことがあったんだよね。それに故郷のブレマートンは船の修理が大きな産業になっている。横浜からきた船も修理してるよ。だから横浜には特別な想いがあるんだ」(マイク・ヘレーラ/Vo、B)とファンに語りかける。そして「ニュー・カヴァー・アルバム『オン・ザ・カヴァーII』から、これは君達への曲だ」とのMCから、トム・ウィスニウスキー(G、Vo)があのイントロを一発。その一瞬でオーディエンスの大歓声が沸き起こった。そう、今回のステージのハイライトのひとつ「リンダ リンダ」だ。
レコーディング時に、自主的に「日本のファンのために日本語で歌いたい」と耳コピーしローマ字で歌詞を書き出し、わずか1日でマスターしたという耳の良いマイクだが、日本での初披露で少し緊張したのか出だしの日本語歌詞に時折つまって笑顔を見せながらも、ファンのシンガロングにリードされて綺麗な発音で歌い上げる。英語ヴァージョンを演奏したが、英語ヴァージョンも歌い出しは日本語なのでマイクにはチャレンジなもの。当然のように<♪リンダ リンダ~>のサビでは大合唱となり、彼らのチャレンジは大いに報われた。
一転、『シークレット・ウェポン』からの2ndシングル「シャット・イット・ダウン」を切れ味鋭くプレイ、車のCMで大ヒットした「ブロークン・ボーンズ」そして「チック・マグネット」でステージ・ダイヴの嵐を巻き起こしてステージを去った。
もちろんこれで終わるはずもなく、ファンの鳴り止まぬ手拍子と歓声でアンコールがスタート。トムがザ・クラッシュのカヴァー「ステイ・オア・ゴー」(『オン・ザ・カヴァーII』収録)でマイクに勝るとも劣らぬヴォーカルを披露。代表曲の「レスポンシビリティ」、そしてMXPXとファンのアンセム「パンク・ローク・ショウ」でBAY HALLの全員がひとつになり、20曲約1時間の熱いステージを締め括った。
◆MXPX来日ツアー、ガソリン満タンで絶好調 ~写真編~
ライヴ後は、「日本に来たらいつも食べる」(トム)と楽しみにしていた“ラーメン+餃子+ビール”を2日続けて堪能し、パワーを充填した3人。変わらぬパンク・スピリットが爆発するステージをぜひ目撃していただきたい。
<MXPXジャパン・ツアー>
2009年5月24日(日)@横浜 BAY HALL
※オープニング・アクト: STUDS
・Tomorrow
・doing time
・wonder
・PARTY
・OK,OK
・##
・SOUTHBOUND
・SECRET
・KIDS
・CONTENTION
・HEART THAT
・MY LIFE
・LINDA LINDA
・SHUT IT DOWN
・NEXT BIG
・BROKEN
・CHICK
・SHOULD I
・RESPONSIBILTY
・PRS
ツアーは残すところあと3本だ。
2009年5月26日(火)大阪 心斎橋CLUB QUATTRO
Opening Act: FOUR GET ME A KNOTS
Open18:00/Start19:00/\6,000(税込/オールスタンディング/1ドリンク付)
[問]心斎橋クラブクアトロ Tel: 06-6281-8181
2009年5月27日(水)名古屋 名古屋CLUB QUATTRO
Opening Act: FOUR GET ME A KNOTS
Open18:00/Start19:00/\6,000(税込/オールスタンディング/1ドリンク付)
[問]名古屋クラブクアトロ Tel: 052-264-8211
2009年5月28日(木)東京 LIQUIDROOM
Opening Act: SECRET 7 LINE
Open18:00/Start19:00/\6,000(税込/オールスタンディング/別途1ドリンク代)
[問]クリエイティブマン Tel: 03-3462-6969
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