MGMT、フランスの政党との争いを終結
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この問題が発覚した2月、UMPは総会およびオンライン・ビデオで使用したことを認めたが、間違いだったと弁明、象徴的意思表示として1ユーロ(約130円)の支払いを申し出た。しかし、バンドの弁護士はこれを“侮辱”として拒否、またUMPはフランスの著作権団体に53ユーロ(約6,890円)を支払っているものの、十分ではないと不満を申し出ていた。
MGMT側はその後、訴訟を起こすものともみられていたが、彼らは“典型的なアメリカ人”のようなことをするのは避け、UMPに和解金をアーティストの権利を守る団体へ寄付してもらうことでこの問題に決着をつけることにしたという。
MGMTは、以下のような声明を発表している。「ボクらは、チンチラのコートやら高級車やら金銭的な利益を得るために訴訟を起こす、といった典型的なアメリカ人のようなことはしたくなかった。 その代わり、和解金として、実演家の権利を守る団体への寄付を求める。 サンキュー、フランス。料理おいしかったよ。セ・ボン。MGMTより」
UMPからは3万ユーロ(約390万円)の和解金の提示があったともいわれている。問題が発覚した当時、皮肉なことにUMPは議会で著作権侵害を厳しく処罰する法案を推し進めているところだった。
Ako Suzuki, London
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