MGMT、約6年ぶりニューアルバム『ロス・オブ・ライフ』来年2月リリース

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photo by Jonah Freeman

MGMTが来年2月23日に通算5作目となるニュー・アルバム『ロス・オブ・ライフ』をリリースすると発表した。

新作アルバムは2018年にリリースされた『リトル・ダーク・エイジ』以来、約6年ぶり。全10曲から成るニュー・アルバムは、MGMTのアンドリュー・ヴァンウィンガーデンとベン・ゴールドワッサーがパトリック・ウィンブリー(ビヨンセ、リル・ヨッティー)と共にプロデュースを手掛け、ミックス・エンジニアにはデイヴ・フリッドマン(ザ・フレイミング・リップス、スプーン)を迎え制作された。本作収録の「ダンシング・イン・バビロン」ではフランス出身のソング・ライター、クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズが登場しており、バンド史上初のフィーチャリングとなっている。その他にもダニエル・ロパティン(ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー)、ブライアン・バートン(デンジャー・マウス)、ジェームス・リチャードソンなどが参加。本作に寄せて、バンドは「長い準備期間を経て、比較的苦も無く新しいアルバムを産み落とすことが出来てとても誇りに思っているし、このベイビーを世に送り出せることが嬉しいよ。音楽的には20%くらいはアダルト・コンテンポラリーだけどそれくらいで留めているから、マジで」とコメントしている。

またアルバムの発表に合わせ、第一弾シングル「マザー・ネイチャー」がリリース。ギターとシンセがメインに配置されたシンプルなバンド構成ながら、物憂げな弾き語りで幕開けつつ、終盤にはアンセミックなノイズの嵐でクライマックスを迎えるドラマティックな楽曲展開だ。同曲についてバンドは「ある物語の主人公が、もう一人の主人公へ共に宿命の冒険へ出ることを説得する、MGMT流の神話を描いている。一部オアシスっぽいサウンドもある」とコメントしている。同曲のミュージック・ビデオも同時に公開。長年のコラボレーターであるジョーダン・フィッシュが監督した同映像は、一匹の犬と亀がコンビを組み、悪のペット・コレクターに立ち向かうというストーリーだ。フィッシュは「このストーリーが人々をハッピーにし、家族、友達、そして動物たちとの繋がりを感じとってもらえたら嬉しい」と語っている。



5thアルバム『Loss Of Life | ロス・オブ・ライフ』

John Baldessari, Noses & Ears, Etc.(Part Two): Two (Flesh) Faces with (Blue) Ears and Noses, Two (Flesh) Hands, and Hobby Horse, 2006. © John Baldessari 2006.

輸入盤&配信アルバム:2024年2月23日(金)発売
※国内盤同時期発売予定

トラック・リスト(全10曲)
01. Loss Of Life (part 2)/ロス・オブ・ライフ(パート・2)
02. Mother Nature/マザー・ネイチャー
03. Dancing In Babylon (featuring Christine and the Queens)/ダンシング・イン・バビロン(feat.
クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズ)
04. People In The Streets/ピープル・イン・ザ・ストリーツ
05. Bubblegum Dog/バブルガム・ドッグ
06. Nothing To Declare/ナッシング・トゥ・ディクレア
07. Nothing Changes/ナッシング・チェンジズ
08. Phradie's Song/フレイディーズ・ソング
09. I Wish I Was Joking/アイ・ウィッシュ・アイ・ワズ・ジョーキング
10. Loss Of Life/ロス・オブ・ライフ

最新シングル「Mother Nature |マザー・ネイチャー」



2023年10月31日リリース
購入・試聴リンク:
https://smji.lnk.to/MGMTMotherNature

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